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 昨日(6月9日)、JOC(日本オリンピック委員会)が「JOCエリートアカデミー」(EA)の事業見直しについて、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で説明会を開いた。

 EAは08年にスタートしたJOC肝いりのプロジェクトとして、現在、卓球・レスリング・フェンシング・水泳(飛び込み競技)・ライフル射撃の5競技のみで、 NTCに住みながら集中指導を行い、中学から高校までの6年間の在籍を基本にしていた。

 今回の説明会で、来年度以降、在籍期間を6年から3年に見直し、入校後の選手の競技力しだいで、継続するかどうかを決めること。また競技力や学力をより厳しく評価していくことなどが説明された。

 来年度以降、新たに参加を希望する競技団体は8月末までに企画書を提出することとなっている。
 卓球など、すでにプロジェクトのスタート時から参加している競技団体との個別の話し合いはまだもたれておらず、すでに在籍している選手に関することもこれからJOCと日本卓球協会との話し合いで決まっていくものと思われる。

 2020年東京五輪に向けて、スポーツ庁設置など国家予算が動き、EAに対するJOCの運営方針も大きく変わっていく可能性もありそうだ。