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7月16〜19日に愛媛・県武道館で全日本学生総合選手権大会(団体の部)、通称インカレが行われた。

男子は愛知工業大が準決勝で中央大、決勝で早稲田大を破り、優勝を果たした。
決勝はエースの吉村真が大島に敗れる苦しい展開だったが、2番で吉村和が山本に勝利して前半戦を1−1に戻す。
続くダブルスは吉田・吉村和が2ゲームを連取するが、そこから早稲田大の大島・上村に逆転を許し、早稲田大が先に優勝に王手をかけた。
4番は愛知工業大の吉田が世界代表の貫禄を見せて、平野を退けると、愛知工業大が勢いを取り戻したかのように5番の藤村が序盤から大スパーク。
藤村は1ゲーム目を取り、2ゲーム目を落としたが、3ゲーム目は0−5の劣勢からジュースに持ち込んで取り返すと、最後も得意のフォアを振り抜いた。

「吉村(真晴)の肩の故障もあったが、本人はやれるところまでやると言ってくれて、負けても主将としてチームをまとめてくれました。学生がひとつになって頑張ってくれましたね」(鬼頭監督)

女子は名門・専修大が17年ぶりの優勝。新人の安藤が単複全勝の活躍で、前半で流れを作り、庄司と鈴木の2枚看板がキッチリ仕留める勝利の方程式で勝ち上がった。
鈴木が後半にいることで、安藤が思いきってやってくれて、それが良い結果になったと思います。前半で1−1になればいけると思っていました」(阿部監督)と笑顔を見せた。

また、同志社大は創部初の決勝進出。3位の関西学院大も創部初の3位と、関西勢が力を見せた。

●結果
男子
優勝:愛知工業大
準優勝:早稲田大
3位:明治大、中央大

女子
優勝:専修大
準優勝:同志社大
3位:日本体育大、関西学院大

詳しい結果は卓球王国10月号(8月21日発売)に掲載予定です
  • 男子優勝の愛知工業大

  • 女子優勝の専修大