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 8月8日に最新の世界ランキングがITTF(国際卓球連盟)から発表された。
 今回、日本選手や卓球関係者、マスコミが注目する理由は、9月発表の世界ランキングによって、リオ五輪アジア大陸予選に出場するシングルス枠男女2名ずつの日本代表が内定するからだ。

 男子の最新ランキングは水谷隼が5位から6位に下がり、男子2番手の丹羽孝希が12位から11位に。そして7月の世界ランキングで急浮上した吉村真晴は20位のままで、28位だった森薗政崇が21位に上がった。
 今のままでは、おそらくシングルス枠は水谷と丹羽でほぼ決まる。団体戦のみに起用される3番手は強化本部推薦だが、3番手の吉村と4番手の森薗、そして中国オープンでオフチャロフ、荘智淵、丹羽とランキング上位者を連破した大島祐哉(8月は60位)が9月のランキングで相当上に来るだろう。五輪の3番手は世界ランキングだけを見れば吉村・森薗・大島の3人に絞られる形となった。 

 女子は石川佳純の5位は変わらずで、韓国オープンで優勝した福原愛が6位にランキングを上げた。福原と2番手争いをしていた伊藤美誠は10位で、その後に18位の平野早矢香と19位の平野美宇が続いている。
 今回のランキングに先週末の中国オープンの成績は反映されておらず、同大会で準々決勝に進んだ福原と1回戦敗退の伊藤でポイント差が出そうだ。8月末にブルガリアオープンとチェコオープンが残っていて、そこが最後のヤマ場となる。現時点で福原がわずかに伊藤をリードしているが予断は許さない。
 女子の村上監督は記者会見などで、「女子は世界ランキング3番手を団体戦で起用」と明言している。

 上記以外では、70位から33位に急激にランキングを上げた吉田雅己も注目株だ。


選手&大会>世界ランキング
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  • 21位にランキングを上げた森薗政崇

  • 6位にランキングを上げた福原が伊藤を一歩リード