スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 本日開かれた日本卓球協会理事会で、来年のリオ五輪日本代表選手を選出、承認された。
<アジア大陸予選シングルス出場選手>
● 男子
水谷隼(beacon.LAB/世界5位)
丹羽孝希(明治大/世界12位)
● 女子
石川佳純(全農/世界5位)
福原愛(ANA/世界6位)
<団体代表候補選手>
●男子
吉村真晴(愛知工業大/世界18位)
● 女子
伊藤美誠(スターツSC/世界10位)

 日本は世界の中でももっとも早い五輪代表発表を行った。ギリギリまで選手を競わせて代表を決めるべきだという意見もあるが、熾烈な代表権争いで選手が疲弊してしまうことを避けたい強化本部は、9月の世界ランキングを待って早めの発表となった。
 今回の発表は「五輪出場決定」とは言えない事情がある。
 リオ五輪から国際卓球連盟はシングルスに出場する選手は大陸予選に出場することを義務づけている。正式にはその大陸予選(4月)で通過した選手が晴れて五輪代表となる。仮にその予選で負けたとしても、国際卓球連盟が発表する五輪ランキングの上位者は出場できる。
 日本の水谷・丹羽・石川・福原の世界ランキングならば、もしも大陸予選で負けても確実に五輪ランキングで拾われる。言えないけれども、実質的には「五輪代表」だ。

 五輪に団体で出場できるのは全部で16チーム。その国のシングルスの出場数とチームランキングによって決まるので、団体戦は大陸予選が終わる5月に正式に決まる。しかし、日本の団体戦出場はほぼ確実で、今回「団体代表候補選手」として、吉村と伊藤が選出された。
  • 水谷隼

  • 丹羽孝希

  • 吉村真晴

  • 石川佳純

  • 福原愛

  • 伊藤美誠