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 10月16〜18日にスウェーデンのハルムスタッドで男子ワールドカップが開催。世界チャンピオンと各大陸大会の上位入賞選手に出場資格がある大会で、日本からは水谷隼(beacon.LAB)と丹羽孝希(明治大)の2選手が出場した。
 水谷と丹羽は第2ステージからの出場で、水谷は1回戦シェルベリ(スウェーデン)を4-1で破り2回戦へ進出。2回戦の相手はグループリーグでアポローニャ(ポルトガル)を破り、O.アサール(エジプト)には接戦で敗れたものの1位通過決めたツボイ(ブラジル)。ツボイは第2ステージ1回戦でも唐鵬(香港)とのゲームオールジュースの激戦を制し勢いがあったが、水谷はツボイの勢いを止めストレートで勝利した。準決勝では樊振東(中国)から第1ゲームを奪ったものの1-4で敗れ3位決定戦に回った水谷。オフチャロフ(ドイツ)との3位決定戦ではゲームカウント2-2からオフチャロフに2ゲームを連取されゲームオーバー。昨年に続き4位の結果となった。
 丹羽は1回戦ガルドス(オーストリア)を4-2で破り2回戦へ進出したが、オフチャロフ(ドイツ)に1-4で敗れベスト8に終わった。

 決勝は第1シードの馬龍(中国)と第2シードの樊振東。接戦が予想されたが、世界王者の馬龍が樊振東をストレートでくだし2012年のイングランド・リバプール大会に続き2回目の優勝を果たした。
「自分のパフォーマンスにとても満足している。スウェーデンは2011年(スウェーデンオープン)でも優勝しているから、好きな場所だよ。今年は(世界選手権でも優勝し)最高の年だよ」(馬龍)

 女子ワールドカップは10月30日〜11月1日に宮城県仙台市で行われる。

●男子ワールドカップ結果
優勝:馬龍(中国)
2位:樊振東(中国)
3位:オフチャロフ(ドイツ)
4位:水谷隼

情報提供:ITTF