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10月23日から京都・ハンナリーズアリーナで全日本大学総合選手権(個人の部)、通称「全日学」が開催されている。

大会2日目にはダブルスが決勝まで、シングルスがベスト8決定戦まで行われた。熱戦が続き、タイムテーブルを大幅にオーバーしたが、選手たちは最後まで足を動かし、気合いの入った試合を見せている。

男子ダブルスは田添健汰・郡山北斗(専修大)が、大島祐哉・上村慶哉(早稲田大)を下して、初優勝。田添の強烈な一撃とトリックプレーはダブルスでも健在で、郡山もミスなく繋いだ。

女子ダブルスは鈴木李茄・安藤みなみ(専修大)が優勝。2連覇を目指した小道野結・高橋結女(早稲田大)を振り切った。前陣の安定感のあるラリーが得意な4人の攻防だったが、その中で安藤がフォアの一発を狙っていく。ラリーを断ち切るフォアスマッシュは頼もしく、中盤でのカウンターが流れを一気に引き寄せた。

ダブルスの結果は以下のとおり

男子
優勝:田添健汰・郡山北斗(専修大)
準優勝:大島祐哉・上村慶哉(早稲田大)
3位:上江洲光志・松下大星(愛知工業大)、山本勝也・平野晃生(早稲田大)

女子
優勝:鈴木李茄・安藤みなみ(専修大)
準優勝:小道野結・高橋結女(早稲田大)
3位:明神佑実・山本怜(中央大)、高橋真梨子・浜畑保菜美(同志社大)


明日のシングルス準々決勝は以下のカード
男子
森薗政崇(明治大)vs.定松祐輔(中央大)
松下海輝(明治大)vs.吉田雅己(愛知工業大)
町飛鳥(明治大)vs.田添健汰(専修大)
大島祐哉(早稲田大)vs.宮本幸典(中央大)

女子
丹羽美里(淑徳大)vs.鈴木李茄(専修大)
政本ひかり(同志社大)vs.山本怜(中央大)
高橋真梨子(同志社大)vs.中畑夏海(愛知工業大)
阿部愛莉(早稲田大)vs.小道野結(早稲田大)

男子の吉村真晴は怪我の影響で棄権し、丹羽孝希はポーランドオープン出場のためエントリーはしていない。
女子は現在3連覇中の丹羽美里が順当にベスト8入り。女子では星野美香以来となる4連覇に挑む
  • ノリノリのふたりが圧倒した

  • 専修大がアベック優勝

  • 大島、最終学年で初優勝なるか

  • 吉村が棄権したヤマを上がってきた宮本。渡辺(明治大)との打ち合いを制し、8入り

  • 盤石のプレーで4連覇を目指す丹羽

  • 強豪を次々に下して勝ち上がってきた中畑