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12月5〜6日に日本リーグプレーオフ・JTTLファイナル4が大阪市中央体育館で行われた。
ファイナル4とは、日本リーグの前後期総合順位のトップ4チームが出場し、年間王者を決める大会。
男子は協和発酵キリン、シチズン、東京アート、日鉄住金物流
女子は日本生命、サンリツ、日立化成、中国電力が出場した。

男子は東京アートが1回戦で日鉄住金物流に3-1、続く準決勝でも3-1シチズンを破り、決勝へ進出。
決勝では後期リーグと全日本団体、実業団選手権を制し、今年絶好調の協和発酵キリンと対戦。
一進一退の試合となり、ラスト5番の松平と塩野の対戦までもつれた。
塩野が2ゲームを先取したが、3ゲーム目は松平が息を吹き返し、点数をリード。しかし何度も東京アートのラストを任されてきた守護神・塩野が諦めずにボールをつなぐ。2ー7と最大5点差まで開いたが、そこから驚異の粘りで追いついた。
最後は渾身のフォアカットが松平のフォアドライブのミスを誘って、劇的な勝利。
塩野は床に倒れ込み、ガッツポーズ。

これで東京アートはファイナル4を9連覇。
今年無冠の東京アートだったが、最後の最後で王者の座を守った。


女子は日立化成が2年連続4度目のファイナル4制覇。
準決勝でサンリツを破り、決勝では日本生命と対戦。
トップで日本生命の文佳が先取点を挙げ、2番では日立化成の馬克が1-1のタイに戻し、勝負となったダブルスは日立化成ペアの中村・市川が、前田・森を接戦で下した。全日本3位の中村・市川のダブルスが点数が計算できるエースペアに成長したのが大きい。ダブルスを制し、一気に流れを引き寄せた。
その後も日立化成の勢いは止まらず、4番で市川が大スパーク。世界代表の若宮をストレートで下して日立化成の優勝を決めた。

詳しい報道は卓球王国2月号に掲載予定です(12月21日発売)