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 リーグ戦9試合、準決勝、決勝の2試合。合計11試合で10勝1敗の成績で代表をつかんだ松平健太のコメント。
「久しぶりの優勝だったので普通の勝利とは違ううれしさがあります。初日の3試合、森田さん、町、岸川さんが勝負だった。そこを乗り越えられたのがリーグ戦を突破できた理由だと思います。2日目は小学・中学・高校生がメインだったので、そこで全勝できたので気持ちは楽になりました。
 身体はすごく動いて調子は良かった。最後の2試合は打球点も高くとれて、前でブロックもできたし自分の卓球ができました。要所要所で相手の弱点を突いて戦術もすごく冴えていました。
 (五輪代表から外れたことで)世界ランキングである程度わかっていたので発表されて悔しいと言うよりもその前から悔しかった。早い段階でわかっていたので切り替えるのも早かった」

 全日本男子の倉嶋洋介監督のコメント。
「予選リーグから振り返ると、松平健太の表情から強いものを感じた。ちょっと違うなと感じました。決勝の岸川戦のポイントは、5ゲーム目7ー10で負けている場面で、ジュースに追いつき、粘り倒して岸川のミスを誘ったのはひと皮向けたプレーだった。
 選考会に出た選手の中で台上技術が一番良かったし、先手を取る技術、相手に打たせない技術が群を抜いていた。準決勝の大島戦でも大島が打てるボールが少なかった。多彩な台上技術だった。台上とかブロックとか自信を持っている技術が良かったし、メンタル面でも安定していた。天才肌で人一倍努力する選手なので、ここで復活して代表権を得たのは大きく評価できる。
 日本チームは今のところ4人で世界ランキングが過去最も高いチームになるかもしれないし、バランスの取れたチームを編成してクアラルンプールに行きたい。
 他にも張本が一番インパクトがあった。この2カ月くらい大人の選手との練習や試合を通して、その経験が生きてこの選考会で良いプレーが見えた。方向性を間違えないで育てて行かなくてはいけないし、驚異的な成長を示している」
  • 決勝の岸川戦でも速さと粘りを見せ代表権をつかんだ松平

  • 代表を決め、全日本男子の倉嶋監督と松平