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 リオ五輪代表に内定した吉村真晴(愛知工業大)は、卒業するにあたってプロの道を選んだ。プロリーグを待望する彼に取材した。

「もちろん選手としてプロリーグの設立を望んでいます。選手としての幅広い活動、また選手寿命も延びると思います。ぼく自身、大学の途中までは実業団に入ることを考えていたのですが、自分のやるべきことはプロとして卓球に集中することだと考え、卓球のプロになる道を選びました。
 大学2年の時にドイツのブンデスリーガに行き、最高峰のプロリーグで試合をし、練習しましたが、プロリーグに悪い部分を見つけることはできなかった。良い部分は、卓球が仕事ですから集中して練習ができる点と、身体のチェックをしっかりできる時間があるので選手寿命も延び、レベルアップにつながる点だと思います。
 日本の卓球界ではプロコーチとしてトップでやっている人は少ないですね。もちろんプロリーグができれば、選手が終わった後のセカンドキャリアとしても卓球にたずさわっていけるのは心強いし、日本の指導者がレベルアップしていけば、それは同時に選手のレベルアップにつながると思います。より卓球に集中できる環境、それがプロリーグのイメージですね」(吉村) (続く/今野)


  • プロリーグを待ち望む吉村真晴