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 12月26日に埼玉県・越谷市立総合体育館で行われた全国ろうあ者(聴覚障害者)選手権大会で望月翔太(神奈川)と佐藤理穂(東京)が優勝。望月は2年振り3度目、佐藤は5年振り2度目の優勝となった。上位の結果は下記のとおり、

【男子】
1位:望月翔太(神奈川)
2位:伊藤優希(広島)
3位:灘光晋太郎(東京)
4位:井藤博和(千葉)

【女子】
1位:佐藤理穂(東京)
2位:川崎瑞恵(東京)
3位:牧山洋子(群馬)
4位:長田恵(大分)

 1日で12人の総当たりのリーグを戦った男子を制したのは2年前の王者・望月。最終戦で昨年優勝の伊藤にフルゲームで勝利し、見事王者返り咲きを決めた。普段は神奈川県のろう学校で教諭をしている望月。応援に駆けつけた生徒が見守る中、優勝を決めて、ベンチで号泣する姿が印象的だった。優勝した望月は来年トルコで開催される世界ろう者選手権日本代表に内定。「今年は世界で戦えなかったので、世界選手権でその悔しさをぶつけたい」と優勝後に語った。
 女子は2013年デフリンピックダブルス準優勝など、上田萌とともに日本代表として活躍した佐藤がその実力を見せつけ全勝優勝。東京富士大卒業後は、一時は競技から離れていたが、「まわりの選手の頑張りを見ていたら、もう一度出場しようという気持ちになった」と今大会でカムバック。昨年初優勝を果たした日本女子のホープ・川崎との試合では、代表の後輩に勝負の厳しさを教えるようなプレーで完勝。別格の強さを見せて5年振りの優勝を飾った。

 なお、この大会の模様は卓球王国3月号(1月21日発売予定)に掲載いたしますのでお楽しみに!
  • 男子1位・望月翔太

  • 女子1位・佐藤理穂

  • 男子2位・伊藤優希

  • 女子2位・川崎瑞恵