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 岡山で熱戦が繰り広げられているインターハイだが、8月2〜4日にかけて東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館でも“もうひとつのインターハイ”、定通制が開催された。定時制・通信制で勉学に励む高校生のこの大会。団体では男子が、大阪・長尾谷(通)が3連覇を達成。女子団体は奈良・天理が4年ぶり、通算20回目の優勝を飾った。シングルスでは男子が品川和基(石川・金沢泉丘(通))、女子が小池塔子(東京・さくら国際(通))が初優勝を果たした。入賞チーム、入賞選手は下記のとおり。

【男子団体】
優勝:長尾谷(通)・大阪
準優勝:市立川崎総合科学・東京
3位:科学技術学園・東京、天理・奈良

【女子団体】
優勝:天理・奈良
準優勝:尾上総合・青森
3位:大江戸・東京、博多青松・福岡

【男子シングルス】
優勝:品川和基(金沢泉丘(通)・石川)
準優勝:森崎将(長尾谷(通)・大阪)
3位:玉田雅裕(長尾谷(通)・大阪)、岩佐知郭(日本航空(通)・東京)

【女子シングルス】
優勝:小池塔子(さくら国際(通)・東京)
準優勝:渡辺水樹(角館・秋田)
3位:鈴木綾菜(大智学園(通)・東京)、笠原優花(尚志(通)・福島)


 男子団体で3連覇を達成した長尾谷(通)は決勝で八王子拓真と5番までもつれる大接戦。ラストに出場のエース・森崎も市立川崎総合科学の佐々木に0-2と追い込まれたがそこから2ゲームを連取し、最終ゲームへ。最終ゲームでも6-10とマッチポイントを握られながらも6本連取で一気に逆転し、チームを3連覇に導いた。

 女子団体は名門・天理が4年ぶりのV。エースの石田志麻を中心に、粘り強く戦い接戦を勝ち上がると、決勝では1、2番をともにフルゲームの末に勝利し、3番ダブルスも競り勝ってストレートで優勝を決めた。

 男子シングルスは昨年3位のペンドラ・品川が、団体優勝の立役者・森崎を破り初優勝。丁寧なサービス、台上プレーから決定力の高いフォアドライブにつなげた。熱があったという森崎は団体決勝後の試合ということもあり、やや精細を欠いた。女子シングルスはカットの小池が初出場・初優勝。長身から繰り出す安定感抜群のカットと、甘いボールを見逃さないフォアスマッシュで新女王となった。準優勝の渡辺は丁寧なラリーで勝ち上がったが、決勝では小池のカットを打ち抜くことができなかった。


この大会の模様は卓球王国10月号(8月22日発売予定)に掲載しますのでお楽しみに!
  • 男子団体優勝:長尾谷(通)

  • 女子団体優勝:天理

  • 男子シングルス優勝:品川和基

  • 女子シングルス優勝:小池塔子