世界選手権デュッセルドルフ大会開催中の5月末に行われたAGM(年次総会)でITTF(国際卓球連盟)会長に再選されたトーマス・バイカート氏(ドイツ)がこの度、会長職に次ぐ重要な地位につく3名の人物を発表した。
会長代理にはバイカート氏が会長職に就いた2014年以降、会長代理を務めてきたカリル・モハンナディ氏(カタール)を任命。財務兼任の副会長にも引き続きペトラ・ゾーリング氏(スウェーデン)が任命された。
カタール卓球協会会長でもあるモハンナディ氏は、任命されたことに対し次のようにコメントした。
「今後4年間、新しく選出された(バイカート)会長と協力し合い、ITTFを世界のスポーツ界でもっと高いレベルに引き上げて行くことを楽しみにしています。」
また、2008年からITTFのマーケティング・ディレクターを務めている39歳のスティーブ・デイントン氏(オーストラリア)はCEO代行に就任する。
この3名についてバイカート会長はそれぞれ次のように述べた。
「ITTF会長就任以後の3年間、会長代理として私を支えてくれたモハンナディ氏にとても感謝しています。これからの4年間も協力し合い、卓球というスポーツをさらに大きくして行くことを楽しみにしています。」
「ゾーリングさんとはヨーロッパで、そして近年ではITTF内で協力し合って仕事をしています。彼女の助言でこれからまた新しい任期に取り組めることが楽しみです。」
「デイントン氏の長期ビジョンは、商業化と成長に重点を置くことです。ITTFが次のレベルへと発展するために彼は適任でしょう。」
※記事はITTFプレスリリースより