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 9月13〜17日、ルクセンブルクで行われた『2017ITTFヨーロッパ選手権(団体戦)』。2016年度から、団体戦と個人戦が毎年交互に行われており、今年は団体戦。男子団体はドイツが4年ぶりに王座を奪回した。

 3番シングルスが始まる前に、後半の4・5番に出場する選手をひとり、4番手の選手と入れ替えることができる方式で行われた今大会。男子団体は、前回王者のオーストリアが第1ステージで最下位に沈むなど、波乱含みの展開となった。

 ドイツは準決勝で、ヨーロッパ選手権団体で初のメダル獲得となったスロベニアに大苦戦。4番オフチャロフに替わって出場したカットのフィルスが、強打者のトキッチにノックアウトされてラストまで持ち込まれたが、ボルがストレート勝ちできっちり締めた。決勝は、14年大会決勝の再現となったポルトガル戦。14年大会では不覚を取ったドイツだが、トップでボルが競り勝ち、3ー0でポルトガルを圧倒。同種目で7回目の優勝を飾った。男子団体の主な結果は下記のとおり。

〈男子チャンピオンシップディビジョン〉●第1ステージ ※(勝/敗)
A 1位:ドイツ(3/0) 2位:クロアチア(2/1) 3位:スペイン(1/2) 4位:ベラルーシ(0/3)
B 1位:ポルトガル(3/0) 2位:スロベニア(2/1) 3位:スロバキア(1/2) 4位:オーストリア(0/3)
C 1位:スウェーデン(3/0) 2位:ギリシャ(2/1) 3位:ロシア(1/2) 4位:ルクセンブルク(0/3)
D 1位:フランス(3/0) 2位:ウクライナ(2/1) 3位:ルーマニア(1/2) 4位:ポーランド(0/3)

●準々決勝
〈ドイツ 3ー0 ウクライナ〉

○ボル 7、8、5 コウ・レイ
○オフチャロフ 5、9、6 イエフィモフ
○フィルス 7、9、7 プリスチェパ
〈スロベニア 3ー2 スウェーデン〉
○トキッチ 4、8、ー6、ー8、4 シェルベリ
 ヨルジッチ ー6、ー7、ー4 M.カールソン○
 コズル ー4、ー10、ー9 K.カールソン○
○トキッチ 8、5、6 M.カールソン
○ヨルジッチ 8、ー8、9、6 イェレル
〈フランス 3ー0 ギリシャ〉
○ゴーズィ 8、6、9 スゴウロポウロス
○ルベッソン 6、6、6 ギオニス
○Q.ロビノ 8、6、6 パパイエオリウー
〈ポルトガル 3ー1 クロアチア〉
○フレイタス 2、8、5 プツァル
 アポロニア ー3、ー10、7、13、ー9 ガチーナ○
○モンテイロ 3、ー9、3、4 コラレク
○フレイタス 4、8、ー6、ー9、9 ガチーナ

●準決勝
〈ドイツ 3ー2 スロベニア〉

 オフチャロフ ー11、ー6 6、ー8 ヨルジッチ○
○ボル 5、7、4 トキッチ
○フランチスカ 3、6、8 ジブラット
 フィルス 8、ー13、ー10、ー8 トキッチ○
○ボル 9、3、5 ヨルジッチ
〈ポルトガル 3ー2 フランス〉
○アポロニア 4、4、8 ゴーズィ
○フレイタス 2、8、ー9、9 ルベッソン
 モンテイロ ー9、ー1、9、7、ー3 Q.ロビノ○
 フレイタス ー10、ー8、ー9 フロール○
○アポロニア ー8、9、ー7、7、6 ルベッソン

●決勝
〈ドイツ 3ー0 ポルトガル〉

○ボル ー9、7、ー13、5、10 フレイタス
○オフチャロフ 6、7、9 アポロニア
○フランチスカ ー10、6、9、5 モンテイロ

※写真提供:レミー・グロス/ITTF
  • ドイツ男子、決勝ではポルトガルに快勝

  • 4年ぶりに表彰台の頂点に立った

  • ドイツの確実な得点源となったボル、まだまだ健在だ

  • 準々決勝のフランス戦、ラストで激戦を制したアポロニア

  • ドイツ戦でオフチャロフを下したスロベニアのヨルジッチ