スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 9月30日より愛媛県・宇和島総合体育館で開催されていた愛媛国体卓球競技が終了。各種目の優勝チームは下記のとおり。
※カッコ内は出場選手名


【成年男子】
優勝:和歌山県(藤本海統、松下海輝、藤村友也)
準優勝:長野県(滝澤拓真、岡田峻、伊積健太)
3位:山口県(平野友樹、有延大夢、吉村和弘)、愛知県(神京夏、松山祐季、緒方遼太郎)

●成年男子は日鉄住金物流単独チームの和歌山県が18年ぶり2度目の優勝。和歌山は準決勝で優勝候補の山口県をラストまでもつれた末に撃破。決勝では初優勝を狙う岡谷市役所単独チームの長野県と対戦したが、7月の全日本実業団では日鉄住金物流は岡谷市役所に敗れており、和歌山県・杉井監督は「気を引き締めてリベンジするつもりだった」と優勝後にコメント。藤村、松下、藤本がそれぞれ1点ずつを奪って3-1で優勝を決めた。
 準優勝の長野県は成年男子では初の表彰台。昨年の全日学準優勝・滝澤を筆頭に気合い全開、チーム一丸の戦いぶりで福岡県、愛知県と上位候補を破って台風の目となった。

【成年女子】
優勝:茨城県(市川梓、鈴木李茄、平真由香)
準優勝:広島県(土井みなみ、宋恵佳、成本綾海)
3位:愛媛県(藤井優子、池上玲子、森薗美月)、東京都(天野優、松本優希、平侑里香)

●茨城県は6年ぶり4度目の成年女子優勝。決勝は日立化成単独チームの茨城県と連覇がかかった中国電力単独チームの広島県の対戦となり、ラストまでもつれたが、最後は平が快心のプレーで成本を下して優勝を手にした。愛媛県は地元開催で見事3位に入賞。観客席からの大声援を受けて、成年女子で初となる表彰台に上った。

【少年男子】
優勝:愛知県(木造勇人、高見真己、田中佑汰)
準優勝:静岡県(渡井丈人士、西村星哉、稲木晨悟)
3位:山口県(沼村斉弥、戸上隼輔、宮川昌大)、石川県(出雲卓斗、五十嵐史弥、三上貴弘)

●愛工大名電高単独メンバーの愛知県が昨年に続く2連覇。準決勝でライバル・野田学園高メンバーの山口県戦では戸上に高見、木造が敗れるも辛勝し決勝へ進出。準決勝で石川県を下すなど、破竹の勢いで勝ち上がってきた静岡県を相手にゲームこそ奪われるが、勝負所をキッチリと締めて連覇を決めた。

【少年女子】
優勝:大阪府(梅村優香、木村香純、宮崎翔)
準優勝:岡山県(木村光歩、真鍋雅、村田咲紀)
3位:神奈川県(笹尾明日香、杉本恵、長崎美柚)、福岡県(岩越帆香、柴田理彩、永道麻依加)

●少年女子は四天王寺高メンバーの大阪府が3連覇を達成。準決勝の神奈川県戦では長崎に2点を奪われたが、全日本ジュニア女王の笹尾から2点を奪って優勝に向けての大一番を乗り切る。決勝は相手にリードを奪われる場面が目立ったが、最後に勝ちきるのは選手それぞれの実力の高さだろう。結果的にストレートで岡山県を振り切り今年も王座を守った。今回が通算22度目の優勝で、少年男子の青森県の優勝回数と並び、史上最多優勝記録となった。

  • 成年男子優勝:和歌山県

  • 成年女子優勝:茨城県

  • 少年男子優勝:愛知県

  • 少年女子優勝:大阪府

  • 会場を沸かせた成年男子準優勝の長野県

  • 地元で3位入賞の成年女子・愛媛県