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 1960年代に全日本女子監督を務め、現在は株式会社スヴェンソンの代表取締役会長で、日本学生卓球連盟会長、日本卓球協会評議員を務める兒玉圭司さん(82歳)が、9月に日本卓球協会に4000万円、10月に日本学生連盟に1000万円の寄付を申し出て、受理された。日本卓球協会では12月16日の理事会で本人から目録が渡される。
 
 現役時代は明治大在学中に1956年世界選手権東京大会の日本代表になり、現在では同大学の総監督を務める兒玉氏。1965年世界選手権リュブリアナ大会では日本の女子監督も務めた。兒玉氏は現役引退後、しばらくしてのちにヘアケアメーカーの「スヴェンソン」を創業し、卓球から学んだ理念を事業の根幹とし、成功を収めた人物だ。
「卓球には選手として、指導者として、役員として携わってきた。卓球を通して学んだ、『思いは叶う』『努力は才能に勝る』『絶対諦めない』という考えが私の事業理念の根幹だった。卓球のおかげで今の自分がある。だからこそ、今回の寄付は卓球への感謝、恩返しの気持ちです」と兒玉氏は語った。
  • 卓球界に5千万円もの寄付を表明した兒玉圭司さん