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T2アジア太平洋リーグ(T2 ASIA-PACIFIC TABLE TENNIS LEAGUE)がいよいよグランドファイナルを迎えた。

 男女混成のチームで全6節行われてきた団体戦はボル(ドイツ)、早田を擁するチーム・メイスが1位、水谷、朱世爀(韓国)を擁するチーム・パーソンが2位となり、決勝へ進出。両チームがグランドファイナルで激突する。

チーム・メイス:ボル(ドイツ)、シバエフ(ロシア)、陳建安(タイペイ)、馮天薇(シンガポール)、梁夏銀(韓国)、早田ひな(日本/日本生命)
チーム・パーソン:水谷隼(日本/木下グループ)、朱世爀(韓国)、M.カールソン(スウェーデン)、スッチ(ルーマニア)、サウェータブット(タイ)、丁寧(中国/代替選手として石洵瑶が出場)


団体戦を前に、グランドファイナルのみ個人戦も開催。
全チームでの個人成績が良い上位4選手が選出され、初日に準決勝が行われた。
女子は成績1位の武楊と2位の丁寧がそれぞれ欠場し、代替選手として劉斐と石洵瑶が出場。
男子はサムソノフが欠場となったため、5位だった水谷が繰り上がり選出となっている。

●個人戦女子準決勝
馮天薇(女子3位)3(-7、9、7、8−7)1 石洵瑶(中国/女子2位)
スッチ(女子4位)3(9、8、-4、-6、KZ5−4)2 劉斐(中国/女子1位)

女子の馮天薇は序盤こそ石洵瑶のバックハンドに手こずったが、2ゲーム目からは速さに対応し、フォアハンドの強打を打ち込んでいく。2ゲーム目を9点で取ると、3ゲーム目からは1点目から馮天薇が吠える。
代理で出場している石洵瑶とはモチベーションが違うのだろう。4ゲーム目の7−7、タイムアップとなり、1球勝負になったが、馮天薇の気迫がまさった。

女子準決勝2試合目は大激戦。
スマッシュは打てるがカット打ちがあまり得意ではないスッチが劉斐に挑んだ。
序盤から好調にカットを打ったスッチだが、2ゲームを連取したところで、フッと緊張感の糸が切れてしまったか。元気もなくなり、あっという間に2ゲームを奪われて、キルゾーンに突入。
4−2と王手をかけられたスッチだが、ここから持ち前の負けん気の強さが出てきた。1点、2点と追いつき、4−4で勝負球を打ち込み、逆転勝利。
床に倒れ込んで、全身でガッツポーズ。パーソン監督に抱きつき、テンションMAXで喜びを表現した。

これで決勝は馮天薇vsスッチに決定。
明日、優勝者が決まる。
  • 馮天薇が決勝へ

  • 世界ジュニアからの転戦となった石洵瑶

  • 今までで一番刺激的な衣装で登場したスッチ

  • 劉斐は逆転負けを喫した

  • スッチ、魂の勝利!

  • パーソン監督の胸に飛び込んだ!