前日に世界ランク1位の樊振東を破った張本だったが、第2ステージの1回戦となる準々決勝で世界ランク27位の韓国の丁祥恩にうまく攻められ、1-4で敗れて、準決勝進出はならなかった。
試合前半でチャンスボールをミスした張本は波に乗れず、丁もうまく張本のフォアを攻めた。
●男子準々決勝
丁祥恩(韓国) 7、-8、9、5、8 張本智和(日本)
張本のコメント
「チャンスボールのミスが多かった。(打ち)急いでしまったし、自分のフォアは威力もなくて相手のブロックも今日は良かった。3ゲーム目、チャンスボールをミスして、決めるべきところで決められなかった。試合中に修正できませんでした。攻め始めたら、相手がミスするまで攻め続けられるようにしたいし、1球は良いボールが入っても、それを連続的に打てるようにしたい。自分のドライブに威力がないから相手も怖くないからブロックされた。
樊振東や荘智淵という強い選手に勝てたのは収穫だけど、もう負けたら終わりというトーナメントで勝てなかった。研究されても勝ちきれる選手になりたい」