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 準決勝進出をかけて樊振東と対戦した丹羽。絶妙な長さのサービスで樊振東にレシーブを持ち上げさせて、それを3球目カウンターで狙い打つプレーが冴えて1ゲーム目を奪ったが、2ゲーム目からストップとチキータを混ぜた樊振東のレシーブに苦戦。3ゲームを連取されて準決勝進出はならなかった。

 平野は朱雨玲との前陣高速ラリーで互角の内容を続けていたが、ここ1本という場面で朱雨玲にミスがなく、その差で敗れた。だが、敗れたとはいえ、バック対バックで相手コート深くに抜き去るボールを見せるなど、切れ味のあるプレーを見せていた。

●男子準々決勝
林高遠(中国) 6、9、5、−9、6  黄鎮廷(香港)
樊振東(中国) -9、4、3、10、5   丹羽孝希(日本)
李尚洙(韓国) -9、9、4、4、7  Ni.アラミヤン(イラン)

●女子準々決勝
鄭怡静(チャイニーズタイペイ)6、10、2、-4、-13、6  徐孝元(韓国)
陳夢(中国) 8、-10、2、6、-9、3  陳思羽(チャイニーズタイペイ)
朱雨玲(中国) 4、-11、5、-10、9、5  平野美宇(日本)

平野のコメント
「2-2の(5ゲーム目)9-9で点を取れていれば勝てたかなと。悔しいし、もったいない。昨日よりは相手も焦っていて、自分としても競れた。収穫もあった。世界選手権ではもっと成長して勝てるようになりたい」

丹羽のコメント
「相手も1ゲーム目は体も動いていないので取れることも多いけど、そこからが取れなかった。4ゲーム目10-9でリードして、3本チャンスボールをミスしたので、そこで取って2-2にしていたらいつもと違う形になった。悔やまれますね。このあと勝って、上の順位に終わらせて、世界卓球を迎えたい。
 今日はぼくの凡ミスが多かった。特別、相手に何かをやられたのではなく、ぼくもリスクを負って攻めているのでそれが入らなかった」
  • 丹羽は得意のキル・カウンターでゲームを先取したがかわされた

  • 質の高いバックドライブで互角の戦いを見せた平野