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 国際卓球連盟(ITTF)の執行委員会とアスリート委員会は5月1日の年次総会に提案される予定だったブースター(補助剤)に関する提案を撤回することを世界の各協会に通知したことがわかった。

 提案内容は・・・
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2.4.7 ラケット(ラバーを含む)は人体に危険で不健康なものと考えられる、いかなる物理的、化学的、もしくは他の加工なしで使われることとする。
●根本理由
1 現在の検査方法ではブースターをコントロールすることが不可能である。現行ルールで強制できない
2 ラバーに入る有害物質の問題は,現在のVOCコントロールを行うことで和らげられている
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というもので、実施的に無害なブースターは使っても良いと読み取れるような提案内容だった。ところが、用具委員会やドイツ卓球協会やメーカー数社、ラバーの供給会社ESN(ドイツ)、有識者などから反対の声があがり、執行委員会は提案を取り下げることになった。

 しかし、ブースターによる違法な後加工問題の根本的な解決には至っていない。ITTFはより簡単な検査方法と、試合と選手の公平性を保つための方法を確立するためのワーキンググループを作ることを決めた。