スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 20日午前中の公開練習に続き、NTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)では世界選手権に臨む日本代表選手団の記者会見が行われた。

 男子NTの倉嶋洋介監督は「今大会の男子チームはチームランキング3位。打倒ドイツ、打倒中国を目指して、チーム一丸となって頑張っていきたい。打倒・中国については、日本がやらねばどこがやるんだという思いを持って、その強い気持ちをハルムスタッドの地でぶつけていきたい」と力強くコメント。日本選手団では最多となる7回目の世界団体を迎える水谷隼は、「2008年から2014年まで銅メダルでしたが、前回の16年大会は銀メダルで、リオオリンピックでも銀メダルを獲ることができた。いよいよ残った金メダルを獲得して日本に帰ってきたい」と活躍を誓った。

 「初戦から全力で戦い、チーム一丸となって打倒中国を目指します」と語ったのは、女子NTの馬場美香監督。25歳の石川をチームのキャプテンに任命し、15歳の長崎をチームに入れることで、高校3年生トリオの平野・伊藤・早田にも責任感と良い緊張感が生まれている。
 前回のクアラルンプール大会では代表メンバーに入れず、団体決勝前のエキシビションマッチに参加した平野美宇は、世界ランキング6位で堂々の世界団体デビュー。「団体戦は初出場なので、シングルスでの経験を活かして金メダルに貢献できるよう頑張ります」と語った。

 質疑応答では、張本選手が「大会に向けて何か変えたこと、新しくしたことを教えてください」と質問され、「卓球の面では常に向上して、技術面をすべて変えていこうと思ってやっています」と至ってマジメなコメント。「生活面ではいつもどおり、……強いて言えば髪型を変えました」というひと言にチームメイトが沸いた。感想を尋ねられた女子の伊藤選手、「サッパリした感じで……カッコいいと言ったほうがいいですか?」とすかさず切り返して、さらに笑いを誘っていた。チーム最年少の張本選手、体も技術もどんどんスケールが大きくなるが、愛されキャラは健在だ。
  • 3大会目の世界団体に挑む倉嶋監督

  • 馬場監督は、監督としては初の世界団体のベンチとなる

  • 水谷選手、さすがのコメント力。頼もしい

  • 意外にも世界団体初出場の平野選手。女子のキーパーソンだ

  • VICTASの新作オフィシャルウェア。ショーツ・ソックスまでトータルコーディネイト

  • ミズノのオフィシャルウェアは「栄光への光」がテーマ

  • 張本選手の初々しいコメントに爆笑の渦

  • 日本選手団、いざスウェーデンへ!