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 5月22〜27日に香港でITTFワールドツアー・香港オープンが開催され、男子シングルスで吉村和弘(愛知工業大)が優勝しツアー初タイトルを手にした。
 吉村は1回戦で大島祐哉(木下グループ)との同士打ちを制すると、2回戦ではカットのフィルス(ドイツ)に4-1で勝利。準々決勝では2017年世界選手権3位の李尚洙(韓国)をストレートで沈め駒を進める。準決勝で林鐘勲(韓国)とのゲームオールジュースの大接戦に勝利した吉村は決勝では、張継科(中国)を破る金星をあげた吉村真晴(名古屋ダイハツ)、周啓豪(中国)を下して勝ち上がってきた趙勝敏(韓国)を4-1でくだし韓国選手を3連破。ツアー初優勝を飾った。
「優勝できて最高に嬉しいです。今までで最高の成績ですし、自信になります。趙選手の準決勝の試合を見て彼の弱点を見つけることができ、そこを攻めて成功しました。趙選手よりも攻撃的なプレーが出来たのが勝因だと思います。」(吉村和弘/ITTF提供)

 女子シングルスでは1回戦で第1シードの石川佳純(全農)がストレートで李恩惠(韓国)に敗れる波乱の中、伊藤美誠(スターツSC)がカットの橋本帆乃香(ミキハウス)、李皓晴(香港)に勝利し準々決勝へ進出。準々決勝では石川を破った李に4-2で勝利し王曼昱(中国)との準決勝へ。準決勝で伊藤はゲームカウント3-1とリードするも、王に2ゲームを連取され勝敗は最終ゲームへ。ジュースの接戦となった最終ゲームを10-12と落とし、惜しくも逆転で敗れ3位に終わった。優勝は伊藤を破った王曼昱。陳幸同(中国)との同士討ちを制しタイトルを獲得した。
 また、平野美宇、早田ひな(いずれも日本生命)は中国の張瑞に早田は1回戦、平野は2回戦で敗れ上位進出はならなかった。

大会優勝者と日本選手の上位記録は以下のとおり。

■ITTFワールドツアー・香港オープン記録
●男子シングルス優勝:吉村和弘
●女子シングルス優勝:王曼昱(中国) 3位:伊藤美誠
● 男子ダブルス優勝:何鈞傑/黃鎮廷(香港) 2位:森薗政崇/大島祐哉 3位:上田仁/吉村真晴
● 女子ダブルス優勝:陳幸同/孫穎莎(中国) 3位:早田ひな/伊藤美誠
●男子アンダー21優勝: 林昀儒(チャイニーズタイペイ)
●女子アンダー21優勝:王芸迪(中国) 3位:芝田沙季、佐藤瞳