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 5月29日〜6月3日に中国・深圳でITTFワールドツアープラチナ・中国オープンが開催。日本からは男子14選手、女子18選手が参加し、女子シングルスで芝田沙季(ミキハウス)と伊藤美誠(スターツSC)が3位に入賞。伊藤は森薗政崇(FPC)との混合ダブルスでも2位、早田ひな(日本生命)との女子ダブルスでも3位に入った。

 決勝トーナメント32選手中8名が中国選手というハイレベルな戦いとなった女子シングルスで3位に入った芝田と伊藤。芝田は1回戦でカットの徐孝元(韓国)をストレートで下すと、続く2回戦では今大会第1シードで世界ランキング2位の朱雨玲(中国)をゲームオールで破る大金星。準々決勝では田志希(韓国)を4-1で破り準決勝に進出と躍進した。準決勝では丁寧(中国)にストレートで敗れるも、見事3位入賞を果たした。伊藤は1回戦でカットの武楊(中国)をこちらもストレートで下すと、2回戦ではダブルスのパートナーでもある早田、準々決勝では石川佳純(全農)との同士討ちを連破し準決勝へ進出。準決勝では前週行われた香港オープンでも敗れた王曼昱(中国)にリベンジならず。1-4で敗れ今大会も3位の成績で終わった。優勝は香港オープンに続き王曼昱。決勝で丁寧とのゲームオールの激戦を4-3で制し、ツアー2大会連続優勝を飾った。

 馬龍と樊振東の中国対決となった男子シングルスは馬龍が4-1で優勝を決めた。日本選手では丹羽孝希(スヴェンソン)と水谷隼(木下グループ)のベスト8が最高位。丹羽は樊振東に、水谷は林高遠(中国)にそれぞれ敗れ準決勝進出を逃した。また、張本智和(JOCエリートアカデミー)は1回戦で張継科(中国)をストレートで破ったものの、2回戦で林高遠から1ゲームを奪うに留まり、上位進出はならなかった。

 また、今大会からワールドツアー初開催となった混合ダブルスを制したのは林高遠/陳幸同(中国)。日本からは全日本チャンピオンの森薗政崇/伊藤美誠が出場し、決勝に進出も林/陳に1-3で敗れ初のタイトル獲得はならなかった。

大会優勝者と日本選手の上位記録は以下のとおり。

■ITTFワールドツアープラチナ・中国オープン記録
●男子シングルス優勝:馬龍(中国) ベスト8:丹羽孝希、水谷隼
●女子シングルス優勝:王曼昱(中国) 3位:芝田沙季、伊藤美誠 ベスト8:佐藤瞳、石川佳純
●男子ダブルス優勝:樊振東/林高遠(中国)
●女子ダブルス優勝:丁寧/朱雨玲(中国) 3位:早田ひな/伊藤美誠、平野美宇/石川佳純
●混合ダブルス優勝:林高遠/陳幸同(中国) 2位:森薗政崇/伊藤美誠