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 今日、8月30日の午後1時半から、早田ひな選手(日本生命所属・希望が丘高)が東京・渋谷の「シブタク」こと渋谷卓球倶楽部で行われたイベント「MARUCHAN QTTA ひなちゃんチャレンジ」に登場した。

 東洋水産株式会社が開催したこのイベントは、すべてのジャンルの若手をカップ麺を通じて応援するプロジェクト「QTTAエールプロジェクト」の一環として、「未来の早田ひな選手」を目指す小中学生の卓球選手を応援するために企画したもの。早田選手とコーチの石田大輔さんに加え、サッカー元日本代表で現在はサッカー解説者・タレントとして活躍する前園真聖さんも登場した。

 トークセッションでは、現役時代にフォワードとして活躍した前園さんに、早田選手から「攻める時はどのような精神状態でプレーしていましたか?」というなかなか鋭い質問。「点を取るのがぼくの仕事なので、シュートを打たないとゴールが決まらない。10回シュートして1回入ればいいという心境で、失敗を恐れるのではなくどんどん打っていきましたね」という前園さんの回答に、早田選手も「卓球も攻める人が最後は勝つという勝負の世界なので、最後までしっかり打って攻めていくのが大事ですね」と納得の表情だった。

 また、小中学生へのメッセージとして、早田選手は「私は小さい頃から、練習ではうまくいかないことや難しいことへの葛藤をずっと感じてきましたけど、それがいつか試合の中で1本入ったり、試合につながって勝つ日が来ると思って毎日やってきた。目標を持ってしっかり頑張ってください」と力強いコメント。

 前園さんも「スポーツではうまくいかないこともたくさんありますけど、それは失敗ではなくて経験。一番の失敗はやりたいことにチャレンジしないことです。どんどんチャレンジして、それを経験につなげて、頑張っていってほしいです」とエールを送った。

 イベントの第二部では早田選手と小中学生の選手とのエキシビションマッチや卓球教室も行われ、子どもたちは早田選手のパワードライブに驚きの表情を浮かべながら、懸命にボールを追いかけていた。
  • イベントに登場した早田ひな選手(左)と前園真聖さん

  • 始球式では早田選手の強打に驚嘆。「体感できて良かったです」と前園さん

  • 早田選手は子どもたちへのメッセージに、「克己心」のひと言を添えた

  • 7本ハンデのエキシビションマッチで、子どもたちが早田選手に挑戦!

  • 卓球教室で持ち前のトーク力を見せた石田コーチ(右)

  • 早田選手がパワードライブに必要なポイントを伝授した