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 10月17日、日本ペイントホールディングス株式会社は女子Tリーグに参戦する日本ペイントマレッツの新たなメンバーとして、馮天薇(シンガポール)、李皓晴(香港)、打浪優(神戸松蔭女子学院大)の3選手と契約したことを発表した。すでに加藤美優・田代早紀・松平志穂の3選手が所属している日本ペイントマレッツは、これでTリーグに出場する6名が確定した。

 世界ランキング11位の馮天薇は、2012年ロンドン五輪の銅メダリスト。中国出身の帰化選手だが、2010年の世界選手権女子団体決勝で中国から2勝を挙げ、シンガポールに初優勝をもたらして以来、「中国の最大のライバル」として存在感を示してきた。シンガポールに渡る前には、日本リーグのサンリツでプレーした経験もあり、久々の日本でのプレーとなる。

 香港女子の主力である李皓晴は、現在は世界ランキング26位(10月発表)だが、今年1月には12位までランキングを上げたこともある実力者。小柄ながらフォアハンドのパワードライブには威力があり、ダイナミックなプレーが持ち味だ。神戸松蔭女子大のエース打浪は、インカレでチームを2年連続3位に導いた立役者のひとり。大学入学後に急成長を遂げ、パワフルな両ハンドドライブを武器に活躍している。

 Tリーグ女子は25日に東京・両国で行われる、TOP名古屋対日本生命レッドエルフ戦で開幕を迎える。残るメンバーの発表が待たれていた日本ペイントマレッツに強豪選手が相次いで加入したことで、4チームによる優勝争いがさらに白熱することは間違いない。
  • 長く世界のトップクラスで活躍する馮天薇がTリーグに参戦

  • 小柄ながら威力あるフォアドライブを見せる李皓晴

  • 打浪はTリーグを舞台にさらなる飛躍を期す