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●混合ダブルス準々決勝
森薗政崇/伊藤美誠 -9、7、9、10 李尚洙/田志希(韓国)
林鐘勲/梁夏銀 6、7、10 ピスチェイ/バラゾバ(スロバキア)
張禹珍/チャ・ヒョシム(韓国/北朝鮮) 10、-8、5、-9、5 吉村真晴/石川佳純
黃鎮廷/杜凱琹(香港) 6、−10、2、−8、9 陳建安/鄭怡静(チャイニーズタイペイ)

日本の2ペアはどちらも地元勢との対戦となり、森薗/伊藤は接戦を乗り切って準決勝へ駒を進めたが、吉村/石川はゲームオールで敗退。序盤からややミスが目立っていた日本ペアは、徐々に修正して波に乗っていったが、勝負どころでは相手ペアのほうが大胆な攻めが目立つ。
張禹珍は足が速く、どこからでも強打が打てるがミスも多い。その暴れん坊をチャ・ヒョシムがうまくコントロールし、見事なコンビネーションを完成させていた。

韓国と北朝鮮という統一コリアペアを応援しようと、観客席では統一旗が振られ、地元韓国のメディアも殺到。
「最初はナーバスになりすぎていた。でもチャ・ヒョシムがリラックスしていこうと言ってくれて、徐々に力が抜けていった。相手は世界チャンピオンだから、1本ずつ積み重ねていった」と張禹珍。

ミックスゾーンはまるで優勝したかのような盛り上がりを見せ、メディアからの質問が尽きなかった。

敗れた日本ペアのコメント
「自分たちのミスが多くて、相手には粘り強い卓球をされた。先手を取っていたけど、コース取りが甘くなってしまった。今回はお互いにTリーグに出ていて練習を合わせられなくて、1回も練習しないで本番だったので、全日本前はしっかり時間を合わたい」(石川)

「大事なところでのミス、凡ミスがあり、流れを変えられなかった。自分たちのミスの多さが敗因です」(吉村)
  • 吉村/石川はミスで流れを引き寄せられなかった

  • 張禹珍/チャ・ヒョシムは見事なコンビネーション

  • 攻撃の手を緩めずに勝利

  • 観客席では統一旗が振られていた

  • ミックスゾーンを埋め尽くすほどのメディアが殺到

  • 森薗/伊藤は苦しみながらも準決勝へ