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 12月18・19日に宮城・元気フィールド仙台(宮城野体育館)で『2019世界選手権ブダペスト大会(個人戦)』女子シングルスの日本代表選手の第1次選考会が行われた。
 出場有資格者20名がA・B二つのグループに分かれ、総当たりリーグ戦を行った後、各グループの同じ順位同士による順位決定戦を行い、最終順位を決定した。
その結果、1位:早田ひな、2位:加藤美優、3位:森さくら、4位:笹尾明日香の4名が、来年3月2日に宮城・カメイアリーナ仙台で開催される国内最終選考会への出場権を獲得した。

 昨年の1次選考会に続いて1位となった早田は、16日に終わったばかりのグランドファイナル(韓国・仁川)での伊藤美誠と組んだ女子ダブルス優勝の疲れも見せず、負けなしの10戦10勝。落としたのは1ゲームのみという完璧な強さを見せた。「世界選手権には昨年、今年と協会推薦で出場させていただいているので、選考会で自分の力で勝ち取って出たいという思いがある」と語った。
 10月に開幕したノジマTリーグにも触れ「世界トップレベルの選手との対戦が増えたことで、自分の技術の中で世界に通用する部分が明確になり、戦術の幅が広がったことがよかった」と語った。
4位に入った笹尾明日香は、昨年の1次選考会では12位、世界ランキングでは今回参加の20人中16位からの大躍進。橋本帆乃香、安藤みなみ、浜本由惟といった格上を破っての文句なしの出場権獲得となった。

なお、最終選考会は、今回出場権を獲得した4人に、今月行われたグランドファイナルの女子シングルス出場者などを加えた8名(重複選手が出た場合は今回の選考会結果から繰り上げ)で行われ、優勝者1名が「国内選考会による世界選手権の出場権」を得る。最終的に世界選手権の女子シングルスには、国内選考会優勝者1名を含め、世界ランキング、来年1月の全日本選手権優勝者などの規定に従って3~5名が出場する。

試合結果は下記のとおり。

【リーグ戦順位】※数字は勝敗

<Aグループ>
1位:早田ひな 9-0(日本生命)
2位:笹尾明日香 7-2 (早稲田大学)
3位:安藤みなみ 6-3(専修大学)
4位:橋本帆乃香 6-3(ミキハウス)
5位:浜本由惟 5-4(木下グループ)
6位:野村 萌 4-5(愛み大瑞穂高校)
7位:白山亜美 3-6(明徳義塾中学校)
8位:塩見真希 3-6(四天王寺高校)
9位:相馬夢乃 2-7(遊学館高校)
10位:小塩遥菜 0-9(JOCエリートアカデミー)

<Bグループ> 
1位:加藤美優 7-2(日本ペイントホールディングス)
2位:森さくら 7-2(日本生命)
3位:木原美悠 6-3(JOCエリートアカデミー)
4位:長﨑美柚 6-3(JOCエリートアカデミー/大原学園)
5位:森薗美月 5-4(木下グループ)
6位:大藤沙月 5-4(ミキハウス)
7位:永尾尭子 4-5 (デンソー)
8位:松澤茉里奈 3-6(十六銀行)
9位:平侑里香 2-7(サンリツ)
10位:吉田一葉 0-9(さくら組ジュニア)

【最終順位】
※ A・Bグループの同順位同士の対戦で決定

1位:早田ひな (日本生命)
2位:加藤美優 (日本ペイントホールディングス)
3位:森さくら (日本生命)
4位:笹尾明日香 (早稲田大学)
5位:安藤みなみ (専修大学)
6位:木原美悠 (JOCエリートアカデミー)
7位:長﨑美柚 (JOCエリートアカデミー/大原学園)
8位:橋本帆乃香 (ミキハウス)
9位:浜本由惟 (木下グループ)
10位:森薗美月 (木下グループ)
11位:大藤沙月 (ミキハウス)
12位:野村 萌 (愛み大瑞穂高校)
13位:永尾尭子 (デンソー)
14位:白山亜美 (明徳義塾中学校)
15位:松澤茉里奈(十六銀行)
16位:塩見真希 (四天王寺高校)
17位:平侑里香 (サンリツ)
18位:相馬夢乃 (遊学館高校)
19位:小塩遥菜 (JOCエリートアカデミー)
20位:吉田一葉 (さくら組ジュニア)

なお、男子の選考会は本日19日午後から同じ会場で行われており、明日20日に最終選考会出場権獲得者が決定する。
  • 1次選考会を1位抜けした早田ひな

  • 1位の早田ひな(日本生命)

  • 2位:加藤美優 (日本ペイントホールディングス)

  • 3位:森さくら(日本生命)

  • 4位:笹尾明日香(早稲田大学)