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 本日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターにおいて2019年世界選手権ブダペスト大会(個人戦)のシングルス日本代表に関する会見が行われ、男女4名までの代表が発表された。現時点でのシングルス日本代表は下記のとおり。

【男子】
・張本智和(JOCエリートアカデミー)
・丹羽孝希(スヴェンソン)
・水谷隼(木下グループ)
・吉村和弘(愛知工業大)☆

【女子】
・石川佳純(全農)
・伊藤美誠(スターツSC)
・平野美宇(日本生命)☆
・佐藤瞳(ミキハウス)☆

※☆のついている選手は強化本部推薦

 男子はすでに張本智和(JOCエリートアカデミー)、丹羽孝希(スヴェンソン)、水谷隼(木下グループ)の3名が世界ランキングや全日本選手権優勝などで代表に内定していたが、強化本部推薦として吉村和弘(愛知工業大)が4人目の代表に選出された。吉村は初の世界選手権出場となる。
 女子はすでに内定している石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツSC)が選出基準を重複して満たしていたため、強化本部推薦で2名を選出。前回2017年大会で3位に入賞した平野美宇(日本生命)、そして佐藤瞳(ミキハウス)が代表に内定となった。
 男女ナショナルチーム監督の、強化本部推薦選手に関するコメントは以下のとおり。

倉嶋洋介 男子監督
「2018年1月以降の主要国際大会での実績と内容、国際競争力向上への高い潜在性、その2点を評価して吉村和弘を選出した。吉村は香港オープンで優勝したが、日本選手でワールドツアーで優勝したのは張本と吉村のみ。その実績を評価した。またワールドランキング30位以内に勝利した数が、張本が14勝、水谷が8勝、その次に吉村が4勝、その後に丹羽が3勝、大島祐哉(木下グループ)と吉村真晴(名古屋ダイハツ)が2勝。特筆すべきは、4勝のうち、トップ10の選手に2勝を上げている。これらが国際競争力への高いポテンシャルがあるというところに繋がっている。吉村和弘以外にも大島、吉村真晴も検討した。彼らにも出場してもらいたい気持ちはあったが、選考基準どおり、1年間の国際大会での実績、内容を総合的に評価した結果、吉村和弘とした」

馬場美香 女子監督
「平野美宇は、2018年1月以降の主要国際大会での実績と内容を評価した。男子と同じく、ワールドランキング30位以内の選手に4名勝利しており、日本人中3番目にワールドランキングが高い選手。佐藤瞳は、2018年1月以降の主要国際大会での実績と内容を評価しており、ワールドランキング30位以内の選手に4名勝利しており、日本人選手の中でワールドランキングが4番目に高い選手。その他に代表候補としてあがった選手に、芝田沙季(ミキハウス)も世界ランキング30位以内に4名勝利している。もうひとりは安藤みなみ(専修大)も4名に勝利。シングルス5名と決まっているので、今回は強化本部推薦は平野美宇、佐藤瞳とさせていただいた」

 残す1枠は3月2日に宮城・カメイアリーナ仙台で開催される最終選考会で決定する。
  • 強化本部推薦で選出された吉村和弘。初の世界選手権出場(写真は2018年度全日本選手権)

  • 選考理由を説明する馬場女子監督(左)と倉嶋男子監督