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 8月26~27日、大阪府大阪府立体育会館にて行われた「東アジアこてんこホープス国際招待大会」の男子シングルスで村松雄斗(平野卓研)が優勝。日本人選手初の優勝を成し遂げた。

 初日の団体戦では日本Aチームが3位、日本Bチームが4位とあと一歩のところで優勝を逃した日本男子チームだったが、翌日にビッグサプライズが待っていた。予選3試合をすべてストレート勝ちした村松がトーナメントに入っても勢いが衰えず、初戦の2回戦、準々決勝もストレート勝ちで準決勝進出。酒井明日翔との日本人対決となった準決勝を3-1で制して決勝に進出すると、決勝では中国の超子康を3-0で下して、見事に優勝。これまでの日本人選手の最高成績は高木和卓(現:東京アート)の準優勝が最高で、シングルスでの優勝は男女通じても初のこと。北京五輪代表の岸川聖也や福原愛ですら成し遂げられなかった快挙を若きチョッパーが達成した。
 村松雄斗は1996年、山梨県生まれの11歳。家族の影響で卓球を始め、全日本選手権バンビ・カブ・ホープスとこれまで全てのカテゴリでタイトルを獲得している、日本卓球界期待のチョッパーだ。

 また、女子は団体戦で2年ぶりの優勝を飾ると、シングルスでは前田美優(高瀬クラブ)が快進撃を見せる。トーナメントでは2回戦から全て中国選手との対戦となり、厳しい戦いが続いたが2回戦・準決勝をゲームオールで制するなど勝負強さも発揮して決勝進出。決勝では惜しくも敗れてしまったが、準優勝は日本人女子選手の過去最高成績だ。

 詳しい試合結果は9月22日発売の卓球王国11月号でお伝えします!