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 9月3日、国際卓球連盟(ITTF)が五輪後初となる世界ランキングを発表した。順位に大きな変動はなかったものの、五輪で活躍した選手達がランキングを上昇させた。一度は国際舞台から引退するもカムバック、42歳ながら4位に食い込み世界の卓球ファンを大いに沸かせたパーソン(スウェーデン)は34位からランクを上げ、04年9月度以来となる10位台の19位にランクイン。そのパーソンとベスト4を賭け対決したプリモラッツ(クロアチア)も33位→25位と、ランクを上げている。その他目に付いた選手では、呉尚垠(韓国 15位→10位)、高礼澤(中国香港 32位→25位)、譚瑞午(クロアチア 43位→33位)、ガルドス(オーストリア 47→38位)などがランクを上昇させている。また、今大会、格上のモンテイロ(ポルトガル)、J.セイブ(ベルギー)を連破し、続く呉尚垠ともフルゲームの熱戦を繰り広げるなど活躍を見せたトリオラ(ナイジェリア)は115位→74位とジャンプアップしている。

 女子では、王越古(シンガポール)、高軍(アメリカ)という強豪をうち破り、ベスト8へ進出したウー・シュエ(ドミニカ共和国)が50位→31位へと大きくランクアップ。団体戦で日本女子の前に立ちはだかった韓国勢の中では、唐イェ序が26位→19位にランクを上げている。その他の選手では王晨(アメリカ 23位→15位)、リー・ジエ(オランダ 45位→38位)、リ・チャンビン(オーストリア 58位→48位)などがランクを上げた。また、シニアでもすっかりお馴染みになったサマラ(ルーマニア 61位→50位)が初のトップ50入りを果たした。

 気になる日本の五輪出場勢。男子は、韓陽(東京アート)が自己最高位タイとなる17位。水谷隼(明治大/スヴェンソン)は1つ下がり22位。岸川聖也(スヴェンソン)は変わらず63位となった。女子勢は、福原愛(ANA)が12位、平野早矢香(ミキハウス)20位と変動無し。福岡春菜(中国電力)はランクを2つ下げ29位となった。

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