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 昨日、開会式が行われ、本日より競技がスタートした第50回全国中学校卓球大会。今年は琵琶湖のほとりにある滋賀・ウカルちゃんアリーナでの開催。今日は男女団体の予選リーグが行われ、明日の決勝トーナメントに進む男女各13チームが決定した。

 男子は昨夏の全中、今春の選抜を制した中間東(福岡)、王座奪還を狙う愛工大名電(愛知)、初優勝を目指す野田学園(山口)、昨夏大スパークを見せた明豊(大分)など強豪が順当に勝ち上がった。
 女子は四天王寺(大阪)と貝塚第二(大阪)の2強のほか、山陽女子(岡山)、明徳義塾(高知)などが決勝トーナメントへ。明豊(大分)、浜松修学舎(静岡)、芦屋学園(兵庫)のKブロックは3試合全てが3-2で決着という激戦となるも、明豊との最終戦を前半0-2のビハインドから逆転した浜松修学舎が2連勝で予選突破。男女通じて唯一の三つ巴となったJブロックは1〜3位間の得失ゲーム差1という僅差で上北(青森)が抜け出した。
 予選リーグの後には決勝トーナメントの組み合わせ抽選が行われ、明日の対戦カードが決定した。決勝トーナメントの組み合わせは下記のとおり。
 

【男子決勝トーナメント】
★1回戦
・実践学園(東京)vs.明徳義塾(高知)
・尾久八幡(東京)vs.上宮(大阪)
・愛工大名電(愛知)vs.中間東(福岡)
・明豊(大分)vs.新発田東(新潟)
・松戸第六(千葉)vs.野田学園(山口)
★2回戦(準々決勝)
・花巻(岩手)vs.(実践学園vs.明徳義塾の勝者)
・(尾久八幡vs.上宮の勝者)vs.(愛工大名電vs.中間東の勝者)
・安田学園(東京)vs.(明豊vs.新発田東の勝者)
・浜松修学舎(静岡)vs.(松戸第六vs.野田学園の勝者)

 男子は抽選の結果、優勝候補の中間東と愛工大名電が1回戦で激突。全中、中学選抜と優勝している中間東だが、どちらも愛工大名電とは対戦していない。両チームだけでなく、他チームにとっても優勝戦線を占う注目の大一番となりそうだ。中間東と愛工大名電と同じ左ブロックに入っている実践学園と明徳義塾の対戦も接戦が予想される好カード。野田学園と明豊は右ブロックに。昨年は予選リーグで激突し、死闘の末に明豊に軍配が上がっているが、今回も対戦となれば白熱の試合が展開されるだろう。

【女子決勝トーナメント】
★1回戦
・長森(岐阜)vs.明徳義塾(高知)
・益田(島根)vs.武蔵野(東京)
・四天王寺(大阪)vs.上北(青森)
・日進(埼玉)vs.貝塚第二(大阪)
・横浜隼人(神奈川)vs.就実(岡山)
★2回戦(準々決勝)
・山陽女子(岡山)vs.(長森vs.明徳義塾の勝者)
・(益田vs.武蔵野の勝者)vs.(四天王寺vs.上北の勝者)
・宇土鶴城(熊本)vs.(日進vs.貝塚第二の勝者)
・浜松修学舎(静岡)vs.(横浜隼人vs.就実の勝者)

 女子は左ブロックに入った四天王寺、右ブロックの貝塚第二が優勝戦線を引っ張る。昨年は大阪府大会、近畿大会、全中とすべて四天王寺が貝塚第二に勝利して全中2連覇を達成したが、今年は大阪府大会、近畿大会と貝塚第二に軍配が上がっているが、四天王寺はタイトルを死守できるか。益田vs.武蔵野、横浜隼人vs.就実、長森vs.明徳義塾など上位候補同士は1回戦からぶつかる組み合わせとなった。明徳義塾は1年生からチームを支えた白山、青井、双子の上澤姉妹が3年生となり、3年ぶりの優勝を狙う。激戦ブロックを抜け出した浜松修学舎は2回戦からの登場。横浜隼人or就実が相手だが、今日の勢いをぶつけたいところだ。

 団体戦は明日、決勝までが行われ優勝校が決定する。令和最初のチャンピオンをかけて、熱い戦いが繰り広げられる。