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 11月23・24日に埼玉・所沢市民体育館で開催された、「2019年(令和元年度)第16回 全日本学生選抜卓球選手権大会」。

 10月に開催された「全日本大学総合選手権(個人の部)」、通称「全日学」での男子優勝・及川瑞基(専修大)が欠場となる中、全日学準優勝の木造勇人(愛知工業大)が危なげなく決勝まで進出。三部航平(専修大)らとの接戦を制して勝ち上がってきた、後輩の田中佑汰との同士討ちとなったが、打球点の早いバックとフォアドライブ速攻のコンビネーションが冴えて主導権を握る。3-1となった第5ゲーム目に一気に優勝を決めるかと思われたが、そこから田中がブロックや強力なバックハンドなどで逆転。しかし第6ゲームは気合いを入れ直した木造が押し切って、優勝を決めた。

 女子は全日学優勝の森田彩音(中央大)が、山本笙子、梅村優香との同士討ちを制して、準決勝では好調の三條裕紀(青山学院大)を接戦で下して決勝進出。競った場面の安定感で、全日学に続く優勝に迫った。しかし奥下茜里(日本大)、鎌田那美(早稲田大)ら実力者に快勝して決勝に進んだ木村香純(専修大)が、両ハンドドライブのラリー戦で優位に立つ。体の切れが良く、打球点の早さと連打で一歩上回った木村が4-2で押し切って、自身初となるシングルスのタイトルを手に入れた。

男子優勝:木造勇人(愛知工業大)
2位:田中佑汰(愛知工業大)
3位:龍崎東寅(明治大)
4位:坂根翔大(関西大)
ベスト8:出雲卓斗(明治大)、高見真己(愛知工業大)、一ノ瀬拓巳(中央大)、三部航平(専修大)

女子優勝:木村香純(専修大)
2位:森田彩音(中央大)
3位:三條裕紀(青山学院大)
4位:鎌田那美(早稲田大)
ベスト8:奥下茜里(日本大)、松岡優香(東京富士大)、岡崎日和(東洋大)、梅村優香(中央大)

大会報道は卓球王国2020年2月号の掲載します