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T2ダイヤモンド4日目
●女子シングルス3位決定戦
王曼ユ(ワン・マンユ/中国) 7、7、−8、6、2   田志希(ジョン・ジヒ/韓国) 

●男子シングルス3位決定戦
張本智和(日本) −8、−3、6、10、3、−3、3 林高遠(リン・ガオユァン/中国)  

 張本は林高遠に1勝2敗。1年前のグランドファイナルで4−1で勝ち、今年6月の香港オープンでは2−4で敗れている。許シン戦での敗戦のショックが残っているかもしれないが、この試合に勝って、4日後に始まる成都でのワールドカップに向かいたい張本。

 1ゲーム目、1−1からのバックカウンターブロックで声が出た。まだモチベーションは残っている。林を左右に揺さぶり、4−2、6−2とするが、すぐに6−6と追いつかれる。8−8から8−11。1ゲーム目を奪われた。

 2ゲーム目、1−3、2−6とリードを広げられる。3−11とこのゲームを落とす。中陣からの林の両ハンドにブロックとカウンターでミスが出ている。

 3ゲーム目、3−0のスタート、相手に十分な体勢で打たせないような台上技とブロックが決まりだした。5−2、6−3、11−6でゲームを奪い返した。

 4ゲーム目、林の速いドライブ攻撃が決まる。3−5。張本が台上フリックで4−5としたところで中国ベンチがタイムアウト。5−5にするも、打ちミスが出て5−7。
 ラリーからのフォアドライブで6−7、台上強打で7−7。次をブロックで止め、8−7と逆転。8−8からの台上ドライブで9−8。9−9でバックドライブが決まり10−9とゲームポイント。台上のミスで10−10。ここで張本がタイムアウト。「林はチキータをしてくるだろう」と張本は考えた。最後は林のドライブを両ハンドブロックでしのぎきり、11−10でゲームスコアをタイにした。

 5ゲーム目からFAST5に突入。2−3からチキータを決め3−3。4−3でゲームポイント。バックドライブを決め、5−3で取り、ゲームを逆転した。

 6ゲーム目、2−2から下回転のロングサービスをフォアに出しエースを取り、3−2とするも、このゲームは5−3で林が取った。
 最終7ゲーム目、台上強打が決まり2−0。ドライブレシーブで4−1とマッチポイント。次を5球目フォアドライブが空振りとなり4−2。林のバックドライブが決まり、4−3。最後はフォアドライブを決め、5−3で勝利した。
 勝利の瞬間、観客席に向かって雄叫び。セレブレーションとともに腕を何度も回し、観客に叫んだ。
 勝利後のインタビューで「リードされてから吹っ切れて向かって行けた。自分の目標は五輪の金メダル。今回は銅メダルだったけど、金メダルを取れるように頑張ります」と力強く答えた。
 
・・・素晴らしい勝利でした。
「出足6−2とリードしたけど、最初、回転に慣れていない部分もあり、しっかり点を取った感じではなかった。3ゲーム目から少しずつ自分のしたいことができた。昨日も0−2から吹っ切れて、ノンプレッシャーでやったほうが良いプレーができる。次のワールドカップでは1ゲーム目からそうしたい。10−10のタイムアウトでは、しっかり考えて、相手はチキータからくると思ったけど、自分から攻めるとミスしそうだったので、そこは耐えて耐えて、5ゲーム目から攻めようと考えました」

・・・中国選手に逆転で勝てたことは自信になると思うけど。
「ルールは違うけど今日勝てたので、次のワールドカップにつなげたい。ワールドカップは絶対3位以上、グランドファインルでは2連覇という目標をしっかり持って頑張りたい」

・・・前回、香港オープンでは負けているけど、お互い変えた部分はあったんだろうか。
「今回は相手がレシーブからフリックをたくさん使ってきた。前回も自分の凡ミスから負けてしまった。今回は1、2ゲーム目は相手は思ったよりも良くて、今回は相手にやられている感じがしたので、厳しいと思った。点数が競ってから相手のミスが出てきたので、粘ることを考えた」

・・・3ゲーム目から台上を厳しく攻めていた印象があった。
「チキータを使うタイミングがわからなくて、3ゲーム目からチキータとストップの使い分けができた」

・・・この1勝の意味は?
「3位と4位ではオリンピックでも、その意味は全然違う。しっかり勝ちきらないといけないし、決勝よりも緊張するかもしれない。正直、0−2の時には厳しいと思ったけど、そこで我慢して勝ち切れたことは次の大舞台につながると思う」