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●女子シングルス1回戦
佐藤瞳 -4、4、-7、8、9、4 丁寧(中国)

 カットの佐藤瞳が6月のジャパンオープンに続き、リオ五輪女王の丁寧を破る金星。ゲームカウント2−2の5ゲーム目、中盤でリードを奪われてから逆転し、6ゲーム目は丁寧が崩れた。前に寄せられてからミドルを突かれてもきっちり返球し、低く厳しいカットを送り続ける佐藤の鉄壁の守りに、地元の大観衆も驚嘆。長いラリーから佐藤のカットがエッジで入ると、大きなどよめきが巻き起こった。

 ライバルの劉詩ウェンほどカット打ちは得意ではないが、ドライブの回転量と驚異的な粘りで対カットにも強さを見せてきた丁寧。しかし、佐藤に対しては「根負け」したようなラリーも目立った。ここ最近は故障や病気も多く、以前のような驚異的なフィジカルを生かしたパワープレーは影を潜めている。

 試合後の丁寧の表情は穏やかだったが、中国代表の五輪選考レースもここに来て風雲急を告げる展開。劉詩ウェンはほぼ当確だが、残る1枚のシングルスの代表切符は丁寧か、孫穎莎か、それとも陳夢の巻き返しがあるのか。今大会の結果が大きく影響すると言われる中で、丁寧にとっては痛い敗戦だ。