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 1年程度の延期が発表された東京五輪。これから多くの課題を克服していくことになるが、この2カ月ほど多くのアスリートが「五輪開催か、延期か」という先の見えない状況に置かれていたことを考えれば、予想より早い段階で結論が出たことは評価すべきだ。

 日本男子チームの倉嶋洋介監督はこの再出発に当たり、「無事に1年後には新型コロナウイルスが終息し、東京オリンピックは社会が少しでも明るく、元気になるような大会にしたい」と意気込みを語った。

 「夏に照準を合わせて努力を続けてきた選手たちの心境を考えると複雑ですが、フラストレーションをためずに、目の前のできることをしっかりとこなしていきたい。我々は毎年、年間20大会近くをこなしてきているし、いつでも試合ができる『準備力』には長けている。強い気持ちを持って困難に立ち向かい、方向修正をしていきたい」(倉嶋監督)
  • 延期された東京五輪への意気込みを語った倉嶋洋介監督(写真は19年チームワールドカップ)