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 関東学生卓球連盟は本年度2回目となる書面代議委員会を開催。新型コロナウイルス感染症の影響下での加盟校の活動状況などに関する質問への回答を受けて、秋季関東学生リーグ戦の中止を発表した。これで本年度の関東学生リーグ戦は春季・秋季ともに中止となった。

 加盟校を対象に、6月15日までの段階での部の活動状況を質問したところ、返答のあった加盟校145校中、「既に定期的な練習を再開している」と答えた加盟校はわずか7校、全体の4.5%のみ。「6月後半から練習を再開予定」と答えた加盟校は9校(5.8%)、「7月前半から練習を再開予定」が15校(9.6%)、「7月後半から練習を再開予定」が1校(0.6%)、「8月前半から練習を再開予定」が12校(7.7%)という結果となり、過半数を越える64.7%、101校が「練習再開の目処が立たない」と回答した。
 関東学連としては根本に「試合は練習の成果を発揮する場」という考えがあり、全体の60%以上が練習再開の目処が立たないという状況では十分な練習もできず、ベンチ入りメンバーの選抜なども困難であると判断。選手、主務、監督・コーチ合計で最大18名がベンチに入るリーグ戦では「3密」の状態を避けられないこと、各校の授業スケジュールや夏期休暇の期間なども不透明な状況、開催したとしても活動が再開しておらず参加できなかった加盟校が最下部まで降格となってしまう点など様々な要因を考慮して、中止の決断を下した。

 また、リーグ戦は中止となったが、他の関東学連主催の大会は延期となっている大会も含めて開催する意向であると発表。5月に開催予定だった関東学生新人戦は8〜12月に開催する予定で、6月3〜5日に開催する予定だった関東学生選手権は、全日学予選(本戦は10月21〜25日開催予定)を兼ねて8月24〜27日に神奈川・横浜武道館で行われる予定となっている。