スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 熊本県・県立総合体育館で行われてた後期日本リーグは男女1部のすべての試合が終了。男子は協和キリン、女子は中国電力が優勝を飾った。なお、男女1部の上位4チームは12月に開催されるファイナル4への出場権を獲得。男女1部の順位は下記のとおり。

【後期日本リーグ男子1部】
1位:協和キリン(5勝0敗2分)
2位:東京アート(4勝0敗3分)
3位:愛知工業大(4勝0敗3分)
4位:日鉄物流ブレイザーズ(3勝2敗2分)
5位:シチズン時計(2勝2敗3分)
6位:リコー(1勝4敗2分)
7位:日野自動車キングフィッシャーズ(0勝5敗2分)
8位:原田鋼業(0勝6敗1分)

 男子は今日1試合目の第6戦で首位・協和キリンと2位・東京アートが対戦。勝利すれば優勝が決まる協和キリンは前半で平野友樹、渡辺裕介が勝利して王手。しかし東京アートは3、4マッチで吉田海偉、上江洲光志が踏ん張り引き分けに持ち込む。さらに3位につけていた愛知工業大がリコーを下して勝敗・引き分け数で協和キリン、東京アートに並び、優勝決定は最終戦にもつれ込んだ。
 協和キリンは最終戦で勝利すると優勝、敗れた場合は優勝の可能性が消滅、引き分けとなると東京アートと愛知工業大の対戦結果次第という中で、3-1で勝利。リコーを相手に2-1とリードし、最後は平野友樹が会心のプレーで有延大夢をストレートで下した。自力で2017年後期以来の優勝をつかみ取り、選手兼監督の松平賢二は念願の王座返り咲きに涙を見せた。


【後期日本リーグ女子1部】
1位:中国電力(5勝0敗2分)
2位:十六銀行(5勝1敗1分)
3位:デンソー(4勝3敗0分)
4位:昭和電工マテリアルズ(3勝2敗2分)
5位:サンリツ(3勝3敗1分)
6位:愛媛銀行(2勝4敗1分)
7位:エクセディ(1勝4敗2分)
8位:広島日野自動車(0勝6敗1分)

 女子1部は昨日の試合を終えて首位の中国電力と2位のデンソーが第6戦で直接対決。中国電力は1番の宋恵佳、2番の土田美佳、3番の成本綾海と3連勝でデンソーを撃破。4番の庄司有貴が敗れたが、優勝に近づく大きな1勝をつかんだ。
 続く最終戦、中国電力は昭和電工マテリアルズにマッチカウント1-2、4番の土田も平真由香にゲームカウント0-2とリードを許す。しかし、ここから土田が驚異の粘りを見せる。徐々に平のボールに合いだし、じわじわとラリーで得点を重ねて3ゲーム目は9点、4ゲーム目は10点、最終ゲームも9点と接戦を連取して逆転勝利。今年度限りで引退を決めている土田が、意地の勝利でチームに2期連続の日本リーグ優勝をもたらした。
  • 会心の試合でVを決めた平野

  • 今年度で引退の土田は驚異の粘り勝ち

  • 久々の優勝に松平は涙

  • デンソー戦トップで馬克に快勝した宋

  • 男子1部優勝:協和キリン

  • 女子1部優勝:中国電力