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 今日から広島・エフピコアリーナふくやまでスタートした日本リーグ プレーオフJTTLファイナル4。今日は準決勝、明日は決勝が行われ、年間王者が決定する。
 今年は前期大会が新型コロナウイルスの影響で中止になったため、後期大会の上位4チームがそのままファイナル4に進出。なお、男子3位で昨年のファイナル4王者・愛知工業大は諸般の事情により棄権。愛知工業大と対戦予定だった東京アートが試合なしでの決勝進出となっている。
 また、今大会は通常のルールとは異なる、4人もしくは5人での5シングルスでの団体戦。1〜4番で重複出場はできず、ゴールド選手の出場は1回に限られる。5ゲーム目のみ3ゲームマッチで試合を行う。

【JTTLファイナル4女子準決勝】
〈中国電力(後期1位) 3-0 昭和電工マテリアルズ(後期4位)〉
○土田 6、-5、4、-7、8 田口
○庄司 9、8、4 鈴木
○成本 11、-7、9、-8、9 石川

〈十六銀行(後期2位)3-2 デンソー(後期3位)〉
 徳永 -5、-4、-2 阿部○
○山本 9、-9、-9、4、9 馬克
○安藤 8、8、8 森田
 加藤知 7、-9、-8、-7 中畑○
○安藤 6、6 小道野


 後期4位でファイナル4進出の昭和電工マテリアルズはゴールド選手の石川佳純(全農)が参戦。後期1位の中国電力との対戦となった。中国電力はトップで土田美佳、続く庄司有貴が連勝で早々に決勝進出に王手。後のない昭和電工マテリアルズはここで石川が登場。だが、今日の成本綾海は出足から会心のプレー。しゃがみ込みサービスにフォア強打、バックの変化が見事にかみ合い、クロスゲームとなるが、最後は成本が逃げ切り3-2で勝利。ラリーでの驚異的な粘り、石川のドライブに対してフォアのカウンターを連発した今日の成本は強かった。後期1位の強さを見せつけた中国電力が決勝一番乗りを決めた。

 準決勝もうひと試合はラストまでもつれた末に十六銀行に軍配。後期大会ではデンソーが勝利していたが、十六銀行がリベンジを果たした。5番は十六銀行がエースの安藤みなみ、デンソーは主将の小道野結の対戦となったが、安藤が貫禄のストレート勝ちで2年連続の決勝進出を決めた。

 これで女子決勝は2年連続で中国電力と十六銀行のカードに。昨年の決勝は十六銀行が勝利、今年の後期大会では引き分けに終わっている。中国電力が優勝となると2年ぶり2度目、十六銀行は2年連続2度目の優勝を目指して明日の決勝を戦う。
  • 会心のプレーで石川を破った成本

  • 今年度限りで引退の土田、最後の団体戦に挑む

  • さすがのプレーで2点取りを見せた安藤

  • 山本は粘りのプレーで馬克に勝利

  • 中畑がラリー戦を制してラストに持ち込む

  • ラストを託された小道野だが無念の敗戦

  • 緩急をつけながら成本の変化に対応した石川だが、最後は振り切られた

  • 後期新人賞の田口はトップ起用に応えられず