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 3月19~22日までドイツ・ブレーメンで開催されたITTFプロツアー・ドイツオープンの女子シングルスで平野早矢香(ミキハウス)が優勝。また、男子シングルスでは水谷隼(明治大)が3位に入るなど、日本選手が活躍した。

 平野は王越古(シンガポール)、李暁丹(中国)を破って決勝進出。決勝では馮天薇(シンガポール)を破って勝ち上がってきたVi.パブロビッチ(ベラルーシ)と対戦。今年の全日本選手権決勝の王輝戦で見せたように、序盤からバック側を中心に攻めて2ゲーム先取。3ゲーム目はバック側に送ったループドライブを回り込まれて強打されるなど、反撃にあって8-11で落としたが、4ゲーム目からはフォア側にもボールを集める作戦が奏功して、8-9から4連続ポイントでゲームを奪った。3-1で迎えた5ゲーム目は出足から3ポイント連取するなど、左右に揺さぶって11-6。4-1でVi.パブロビッチを下し、06年セルビアオープン以来のプロツアー2勝目を挙げた。
 男子シングルスはボル(ドイツ)が優勝。決勝はサムソノフ(ベラルーシ)との対戦になったが、打球点の早さで上回るボルが終始ペースを握り続けて4-1で勝利。今季2勝目を地元で飾った。日本の水谷は、準決勝でボルに敗れたが、3回戦で韓陽(東京アート)との同士討ちを制し、準々決勝では荘智淵(チャイニーズタイペイ)を4-2で下して3位入賞を果たした。 

 男子ダブルスでは岸川聖也/水谷隼(スヴェンソン/明治大)が決勝でボル/ズース(ドイツ)に敗れるも準優勝。女子ダブルスでは藤井寛子/石川佳純(日本生命/ミキハウスJSC)が3位に入った。また、U-21男子シングルスでは松平賢二(青森大)が3位に入った。

各種目の優勝記録は以下の通り

●男子シングルス:ボル(ドイツ)
●女子シングルス:平野早矢香(ミキハウス)
●男子ダブルス:ボル/ズース(ドイツ)
●女子ダブルス:李暁丹/木子(中国)
●U-21男子シングルス:フィルス(ドイツ)
●U-21女子シングルス:木子(中国)