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 10月10~12日まで、中国・広州で行われた女子ワールドカップ。福原愛(ANA)が予選グループで李暁霞(中国/WR3)を4-2、姜華君(中国香港/WR10)を4-1で撃破。世界ランキング10位以内の選手ふたりから金星を挙げた。
 福原はリュウ・ジャ(オーストリア)に敗れ、2勝1敗で3選手が並ぶ展開となり、強敵を連破しながら不運の予選敗退となったが、中国のトップクラスを破ったことは大きな自信になりそう。今月22~25日に開催されるワールドチームカップ(オーストリア・リンツ)、予選会を全勝で通過したアジア選手権(11月16~22日/インド・ラクナウ)での活躍が大いに期待される。
 女子ワールドカップには平野早矢香(ミキハウス)も参戦。決勝トーナメント進出を懸けた朴美英(韓国/WR12)に対し、ゲームカウント0-3の第4ゲーム、マッチポイントをとられながら粘って逆転。ゲームオールまで持ち込む健闘を見せたが、最終ゲームは惜しくも9-11で力尽きた。

 大会初優勝を飾ったのは、世界選手権横浜大会3位の劉詩ウェン(中国/WR4)。準決勝で李暁霞を4-1、決勝で郭躍(中国/WR2)を4-3で撃破。世界ランキングで自分より上位にいる3人のうち2人を破った。劉は女子ワールドカップの1週間前に行われた全中国運動会では、準決勝で張怡寧(中国/WR1)をゲームカウント3-1でリードするなど、あと一歩まで追いつめている。郭躍と李暁霞のふたりは、なかなか「張怡寧越え」を果たせないでいるうちに、劉詩ウェンが一気にふたりを追い抜き、女王の座に迫るのか?

下写真左は、アジア選手権予選会でプレーする福原
下写真右は、全中国運動会での劉詩ウェンのプレー