スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 10月8~11日、神奈川・横浜文化体育館にて全日本学生選手権が行われ、男子シングルスは水谷隼(明治大)が、女子シングルスは照井萌美(早稲田大)が制し、ともに初優勝を飾った。

 昨年優勝した松平賢二がブンデスリーガ参戦のため欠場した男子シングルスを制したのは水谷隼。昨年、全日本2冠王として注目を集めながら、4回戦で濱川(近畿大)で敗れたが、今年は貫禄を見せつけた。準決勝で濱川に昨年のリベンジを果たすと、決勝では笠原(早稲田大)を4-2で下しての戴冠。日本最強の王者が、学生日本一のタイトルも手に入れた。

 男子同様、昨年の優勝者の若宮(現・日本生命)が不在で、混戦模様の女子シングルスだったが、全日本ベスト4の実績がある照井が混戦を断ち切った。準決勝で高校時代の先輩である山梨(淑徳大)との速攻対決をゲームオールで制し、決勝でもペン表速攻型の小野(淑徳大)を下して、優勝。ダブルスとあわせて2冠を達成した。

 男子ダブルスは、水谷/甲斐(明治大)を下して勝ち上がった森田/瀬山(中央大)が優勝。4種目全てを関東勢が制するという結果になった。

●男子シングルス:水谷隼(明治大)
●女子シングルス:照井萌美(早稲田大)
●男子ダブルス:森田侑樹/瀬山辰男(中央大)
●女子ダブルス:照井萌美/中島未早希(早稲田大)

 写真は男子シングルス優勝の水谷隼(左)と女子シングルス優勝の照井萌美(右)