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 12月9~16日、コロンビアの港町カルタヘナにて行われる第7回世界ジュニア選手権の日本代表選手が発表された。2003年の第1回大会より毎回複数のメダルを獲得している日本は、前回大会では過去最高の7つのメダルを獲得。しかし、金メダルに限って言えば06年に松平健太が男子シングルスで優勝して以来遠ざかっており、3大会ぶりの金メダル獲得に期待したい。

 日本男子代表は、09ジュニアサーキットファイナル優勝の上田仁(青森山田高)、09ジュニアサーキットファイナル3位の森本耕平(愛工大名電高)、09カデットチャレンジ準優勝の丹羽孝希(青森山田中)、08世界ジュニアベスト8の藤本海統(滝川第二高)。4人とも国際大会の経験が豊富で、非常に頼もしい布陣だ。前回の団体戦では、準決勝で中国をあと一歩まで追いつめながら競り負けてしまっただけに、前回の雪辱に晴らすことができるのか。また、上田と丹羽はシングルスの優勝候補として他国からマークされる存在。重圧をはね返し、表彰台の一番高いところを狙って欲しい。

 女子代表は、前回のメンバーである森園美咲(青森山田高)、谷岡あゆか(エリートアカデミー)に加え、岡崎恵(武蔵野高)、松澤茉里奈(青森山田高)というメンバー。前回、初出場ながらベスト8に入った森薗。その後、全日本選手権ではベスト4に入り、先のジュニアサーキットファイナルで優勝するなど、確実に地力を上げている。谷岡は前回3位。当時中学2年生ながらブツ切りカットを武器に大躍進。先のカデットチャレンジでも準優勝するなど、その切れ味は他国にとっては脅威だ。前回は森薗と組んだダブルスでも3位に入っており、こちらにも期待がかかる。岡崎と松澤は世界ジュニア初出場となるが、ともに日本高校界を代表する選手。どこまで通用するのか注目だ。

【世界ジュニア選手権選手団】
男子監督:河野正和(上宮高)
男子コーチ:松尾正英(滝川第二高)
男子選手:上田仁(青森山田高)、森本耕平(愛工大名電)、丹羽孝希(青森山田中)、藤本海統(滝川第二高)

女子監督:大岡巌(青森山田高)
女子コーチ:岸卓臣(明誠高)
女子選手:森薗美咲(青森山田高)、谷岡あゆか(エリートアカデミー)、岡崎恵(武蔵野高)、松澤茉里奈(青森山田高)

マッサー:野中亮(ケッズスポーツマッサージ)