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 12月22~24日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターにて2010世界卓球選手権モスクワ大会(団体戦)男子日本代表選考会が行われ、優勝した張一博(東京アート)が代表に内定した。

 選考会は、まず10名ずつ2つのグループに分けリーグ戦を行い、各グループ上位2名がトーナメントに進出。優勝者に代表権が与えられるというもの。張はBリーグで松平賢二(青森大)に敗れて2位通過となったが、トーナメントに入るとAリーグ1位で今年1月の全日本選手権で敗れている笠原(早稲田大)に4-2で勝利。決勝では松平賢二と再戦し、4-2で下して優勝。日本代表に内定した。

 張一博は1985年7月5日生まれの24歳。昨年日本に帰化し、日本代表を目指したが、昨年12月の世界選手権横浜大会代表選考会では失格となり、代表を逃していた。その実力は日本リーグなどでも証明済み。世界の舞台でどのような戦いをしてくれるのか期待したい。

 男子代表は、水谷隼(明治大・スヴェンソン)、岸川聖也(スヴェンソン)、松平健太(青森山田高)の3名がすでに代表に内定。今回、張が4人目の代表内定者となった。残る1つの枠は来年1月に行われる全日本選手権の優勝者に与えられ、すでに内定している選手が優勝した場合には、強化本部の推薦にて代表が決定する。