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 7月1~4日、兵庫県神戸市にてITTFプロツアー・ジャパンオープンが行われ、男子シングルスはボル(ドイツ)が、女子シングルスは王越古(シンガポール)が優勝。地元日本勢のシングルス優勝はならなかったが、男子ダブルスでは松平健太/丹羽孝希(早稲田大/青森山田高)が、女子ダブルスは石垣優香/山梨有理(淑徳大/十六銀行)が優勝した。

 男子シングルスは第1シードのボル(ドイツ)vs.第2シードの水谷隼(明治大)の対決に。先の世界選手権団体戦モスクワ大会では、水谷が勝利していたが、準決勝で朱世赫(韓国)にストレート勝ちするなどこの日絶好調だったボルの前に一歩及ばず。ボルが4-2で水谷を下し、05年以来のジャパンオープン優勝を決めた。
 女子は中国の若手・朱雨玲が波乱を演出。プロツアー初出場ながら、平野、福原の日本勢を連破。さらに準決勝では朴美英(韓国)をも下して決勝に進出。決勝では王越古(シンガポール)の前にストレートで敗れたが、中国の層の厚さをまざまざと見せつけた。

 男子ダブルスは松平健太/丹羽孝希が嬉しい初優勝。準決勝で水谷/岸川ペアを下し、決勝では江天一/梁柱恩(中国)との接戦をものにし、堂々の優勝だ。
 女子ダブルスは予選から登場したカット&攻撃の石垣/山梨ペアが優勝。林菱/張瑞(香港)、リ・ジャウェイ/王越古(シンガポール)、金キョン娥/朴美英(韓国)といった強豪ペアを次々に下し、会場を沸かした。

【ITTFプロツアー・ジャパンオープン優勝記録】
男子シングルス:ボル(ドイツ)
女子シングルス:王越古(シンガポール)
男子ダブルス:松平健太/丹羽孝希(日本)
女子ダブルス:石垣優香/山梨有理(日本)
U-21男子シングルス:林高遠(中国)
U-21女子シングルス:易芳賢(中国)

写真左:男子シングルス優勝のボル
写真右:女子シングルス優勝の王越古