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 8月11~15日まで、韓国・仁川市で行われたITTFプロツアー・韓国オープン。
 男子シングルス優勝はブラディミル・サムソノフ(ベラルーシ)。最大の強敵と目されたティモ・ボル(ドイツ)が準決勝で朱世赫(韓国)に敗れ、決勝ではその朱世赫と対戦。このチャンスを逃さず、ゲームオールで朱世赫を下し、モロッコオープンに続く2大会連続のプロツアー制覇となった。日本勢では張一博と韓陽(ともに東京アート)とのベスト16が最高成績だった。

 サプライズが起こったのは女子シングルス。優勝したのはなんと世界ランキング56位のション・イェンフェイ(沈燕飛)。2008年北京五輪に出場してから、出産などでしばらく国際大会から遠ざかっていたが、今年5月の世界選手権団体戦で復帰。準決勝でリ・ジャウェイとの「ママさん対決」を制し、決勝では世界ランキング2位の馮天薇に対し、ゲームオール12点で劇的な勝利。30歳のベテランがプロツアー初優勝の快挙を成し遂げた。日本勢では福原愛がベスト8進出。福原は平野と組んだダブルスでも3位に入賞し、これが日本勢の唯一のメダル獲得となった。

Photo下左:韓国オープンは意外にも初参戦のサムソノフ、初出場で初V
Photo下右:フォア表ソフトの左シェーク異質攻守型、ション・イェンフェイはプロツアー初V