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 8月21日からシンガポールで開催されている第1回ユースオリンピック競技大会・卓球競技。記念すべき第1回大会の男子シングルスで、丹羽孝希(青森山田高)が金メダルを獲得した。

 男子シングルスの出場選手で世界ランキング最高位(140位)の丹羽は、4人1組のリーグ戦である第1ステージ、第2ステージをわずか1ゲーム落としたのみで通過。準決勝でフランスのホープであるシモン・ゴーズィ、決勝で裏面打法を駆使する洪子翔(チャイニーズタイペイ)を退け、見事な優勝を飾った。
 女子シングルスでは、日本から出場の谷岡あゆか(エリートアカデミー/帝京)はベスト8。谷岡は準々決勝で世界ランキング155位のサウェータブット(タイ)にストレートで敗れ、メダル獲得はならなかったが、第1ステージで準優勝したリー・スーユン(シンガポール)を破った。女子シングルス優勝は09年世界ジュニア2位の顧玉ティン。サウスポーから繰り出すフォア強打を武器に、準々決勝でキム・ソンイ(北朝鮮)と競り合った以外は、圧倒的なスコアで勝ち上がった。

 ユース五輪では、男女シングルスに続いて混合団体が進行中。日本は第1ステージ(グループリーグ)初戦でブラジルに3-0で完勝し、幸先の良いスタートを切っている。ぜひ2枚目の金メダルを獲得したいところだ。

下写真は左から男子シングルス優勝の丹羽孝希、女子シングルス優勝の顧玉ティン(女+亭)、女子でベスト8に入った谷岡あゆか