スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 8月26日に大会最終日を迎えた第1回ユースオリンピック競技大会・卓球競技。丹羽孝希(青森山田高)と谷岡あゆか(エリートアカデミー/帝京)が混合団体で優勝し、今大会2個目の金メダルを日本チームにもたらした!

 第1ステージ(予選リーグ)を首位で通過し、決勝トーナメント1回戦で強敵・香港、準々決勝で地元シンガポールを競り合いながらも連破した丹羽・谷岡(下写真)。準決勝では、女子シングルスで優勝した顧玉ティンのいるチュニジアと中国の混成チームを2-1で下し、26日の決勝へ駒を進めた。

 決勝トップで谷岡は、「韓国の天才少女」と言われる梁夏銀と対戦。準々決勝、準決勝ではともにストレート負けを喫していたが、守備範囲の広いカットにフォアドライブでの反撃を織り交ぜ、白熱のラリー戦を展開。最後まで凡ミスのなかった梁夏銀に僅差で敗れたが、2番で丹羽が金東賢を両ハンドのカウンタードライブで破り、1-1で勝負はラストの混合ダブルスへ持ち込まれた。
 韓国ペアは出足で金東賢がカット打ちのミスを連発したが、梁夏銀が回転量の多いドライブと固いブロックでカバーし、ついに最終ゲームへ突入。丹羽・谷岡は3-0のリードから3-5と逆転される苦しい展開だったが、丹羽のバックハンドのカウンターなどで追いつき、10-8でマッチポイント。10-9から谷岡のブツ切りカットに、梁夏銀のフォアドライブがネットにかかり、歓喜の優勝を決めた!

 手に汗握る熱闘の模様は、9月21日発売の卓球王国11月号に掲載。お見逃しなく!