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 11月13日から、中国・広東省の広州市で行われている第16回アジア競技大会・卓球競技。15日に団体戦の準決勝が終了し、日本は男子が3位入賞、女子は5位入賞となった。

〈男子団体〉■予選リーグ
日本 3-0 ネパール
日本 3-0 イラン
 [日本 3-2 中国香港]

 松平健 -9、-10、5、-8 李静○
○水谷 2、6、6 江天一
 吉田 7、-9、-9、-8 張ユク○
○水谷 -9、6、7、-9、8 李静
○松平健 -10、9、8、-9、9 江天一

■準々決勝
 [日本 3-1 インド]

 松平健 -7、-10、-6 アチャンタ○
○水谷 10、5、9 アルプタラージ
○岸川 8、-9、8、5 ロイ
○水谷 9、6、-6、8 アチャンタ
■準決勝
 [日本 3-0 中国]

○王皓 12、7、-10、5 松平健
○許シン 10、8、7 水谷
○張継科 -10、7、6、5 岸川
 王皓 - 水谷
 松平健 - 許シン

 予選リーグで、5月の世界選手権団体戦・準々決勝で3-0で勝利している香港に食い下がられたものの、3-2で振り切り、予選リーグ1位で第2ステージに進出した日本男子。準々決勝で新興勢力・インドの挑戦を受け、トップで松平健太がドイツ・ブンデスリーガで活躍するアチャンタに敗れたものの、エース水谷の2点取りで勝利。98年バンコク大会以来、3大会ぶりのメダル獲得を決めた。
 準決勝の対戦相手は中国。98年バンコク大会でも準決勝で中国と対戦し、3番で遊澤亮(当時:明治大)が当時世界ランキング1位の劉国梁を下すなど、中国をラストまで追いつめている。今大会も好試合が期待されたが、トップで松平健太が王皓に善戦するも敗れ、2番でエースの水谷隼が許シンとのサウスポー対決で完敗。0-3のストレートで敗れ、進撃は準決勝でストップした。準決勝のもうひと試合は韓国が北朝鮮を3-0で下し、決勝は中国vs韓国の対戦となった。

〈女子団体〉■予選リーグ
日本 3-0 タジキスタン
 [日本 0-3 中国]

○李暁霞 7、4、2 石川
○郭躍 8、5、7 福原
○郭炎 7、7、9 平野
 [日本 3-1 チャイニーズタイペイ]
○福原 -8、1、5、6 黄怡樺
 平野 -18、6、-7、-6 鄭怡静○
○石川 -9、7、1、6 熊乃儀
○平野 5、-6、-10、12、3 黄怡樺

■準々決勝
 [シンガポール 3-2 日本]
 王越古 -6、-9、9、-4 石川○
○馮天薇 5、4、7 福原
 リ・ジャウェイ 8、-7、12、-8、-6 平野○
○王越古 11、11、-8、8 福原
○馮天薇 9、-8、-1、9、7 石川

 中国とチャイニーズタイペイと同組という、非常に厳しいドローとなった日本女子の予選リーグ。中国には1ゲームも奪えずに0-3で悔しい敗戦。3試合目のチャイニーズタイペイ戦では、この予選リーグで郭躍を破っている鄭怡静に1点を取られ、苦しめられたが、4番平野が黄怡樺をゲームオールで下し、2位で第2ステージに進んだ。
 準々決勝の対戦相手はシンガポール。トップで石川が王越古を破り、3番で平野がリ・ジャウェイに1-2から逆転勝ち。2-2ラストで石川vs.馮天薇の対戦となった。10月のワールドチームカップでは石川がストレート勝ちを収めており、この試合も石川が第3ゲームを11-1で取ると、第4ゲームもリードを奪う展開。「シンガポール越え」まであと一歩だったが、ここから奮起した馮天薇に逆転を許し、日本女子は2大会連続で5位入賞となった。女子団体決勝は中国vs.シンガポール。中国がモスクワ大会のリベンジに燃える。

 大会第4日目の16日は、混合ダブルス2回戦からスタート。メダル獲得が期待される岸川聖也/福原愛と、1回戦で韓国の強豪ペアである朱世赫/金キョン娥を破った松平健太/石川佳純が登場する。