スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
★KALカップ ITTFプロツアー・グランドファイナル 12.16~19/韓国・ソウル
〈男子シングルス〉

優勝:水谷隼(明治大・スヴェンソン)
準優勝:シュテガー(ドイツ)
3位:サムソノフ(ベラルーシ)、柳承敏(韓国)

〈女子シングルス〉
優勝:馮天薇(シンガポール)
準優勝:石賀浄(韓国)
3位:福原愛(ANA)、リー・ジャオ(オランダ)
※ベスト16:石川佳純(ミキハウスJSC)、平野早矢香(ミキハウス)

〈男子ダブルス〉 優勝:江天一/唐鵬(香港)
※ベスト8:松平健太/丹羽孝希(早稲田大/青森山田高)
〈女子ダブルス〉 優勝:金キョン娥/朴美英(韓国)
※ベスト8:福原愛/石川佳純(ANA/ミキハウスJSC)

〈U-21男子シングルス〉 優勝:林高遠(中国)
※3位:松平賢二(青森大)
〈U-21女子シングルス〉 優勝:石垣優香(淑徳大)
※2位:若宮三紗子(日本生命)

 韓国・ソウルで行われたITTFプロツアー・グランドファイナルで、世界ランキング10位の水谷隼(明治大・スヴェンソン)が日本選手として初の優勝を飾った!
 初戦で鄭栄植(韓国)、準々決勝で唐鵬(香港)をともに4-2で破り、勝ち上がった水谷。準決勝では、今大会で唯一世界ランキングが格上(6位)のサムソノフにも4-2で勝利し、決勝で伏兵・シュテガーと対戦。中陣で粘り強い攻守を見せるシュテガーを、かつてはやや苦手としていた水谷だが、格の違いを見せて4-1で完勝。日本選手がプロツアーファイナルの男子シングルスでメダルを獲得したのは史上初、そして一気に頂点を極めた。

 また、女子シングルスでは福原愛(ANA)がこちらも日本選手として、女子シングルス初の表彰台となる3位入賞。1回戦でスン・ベイベイ(シンガポール)、準々決勝でション・イェンフェイ(スペイン)との前陣対決をともに4-0で制した。準決勝では優勝した馮天薇(シンガポール)に0-4で敗れたが、価値ある銅メダル獲得となった。
 世界ランキングの上位選手が多数出場したU-21女子シングルスでは、決勝が石垣と若宮の日本人対決となり、石垣優香が2年ぶり2回目の優勝。U-21男子シングルスでも松平賢二(青森大)が3位に入賞した。

 中国選手が出場資格を満たせず、ひとりも出場しなかった今大会だが、その中で勝ち抜くのはやはり並大抵ではない。男女チームのエースが、日本チームの存在感を改めて世界に見せつけた。日本選手の活躍の模様は、2011年1月21日発売の卓球王国2011年3月号に掲載します。ご期待ください!