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 2月5~6日、ベルギーにてヨーロッパトップ12が行われ、男子はクレアンガ(ギリシャ)、女子はリー・ジャオ(オランダ)が優勝した。

 ボル(ドイツ)が不在の今回、サムソノフ(ベラルーシ)が本命視されていたが、ギリシャの豪腕・クレアンガが決勝でサムソノフを破った。クレアンガは予選でスミルノフ(ロシア)に敗れたが、準々決勝ではオフチャロフ(ドイツ)を4-3、準決勝ではシュラガー(オーストリア)を4-1で下して決勝進出。決勝ではサムソノフを4-3で下し、初優勝を果たした。
 クレアンガはこれまで、02年ヨーロッパ選手権、02年ITTFプロツアー・グランドファイナル、03~04年ワールドカップ、07年ヨーロッパトップ12など大舞台での準優勝が多かったが、1986年ヨーロッパユース選手権(カデット)以来のシングルスタイトル獲得となった。

 女子シングルスはリー・ジャオ(オランダ)が4度目の優勝。男子のクレアンガ同様、予選でフー・メレク(トルコ)に敗れて2位通過だったリー・ジャオ。しかし、トーナメントに入ると危なげない戦いぶり。準々決勝のリー・チェン(ポーランド)戦で1ゲームを失ったが、準決勝のリー・ジエ(オランダ)戦、決勝のVi.パブロビッチ戦をストレートで快勝し、優勝をさらっていった。
 リー・ジャオは、05年にヨーロッパトップ12初出場で3位。翌年も3位だったが、07年に初優勝を飾ると翌08年も優勝。09年5位のあと、10年に優勝し、今年連覇を達成。7回出場し、4回優勝と抜群の相性を見せている。 

[ヨーロッパトップ12優勝記録]
男子シングルス:クレアンガ(ギリシャ)
女子シングルス:リー・ジャオ(オランダ)