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 2月24~28日にスウェーデン・エーレブローで行われたITTFジュニアサーキット・スウェーデンオープンのジュニアシングルスで吉田雅己(青森山田高)と宋恵佳(青森山田中)が優勝を飾った。またその他の種目でも日本勢が好成績をおさめた。
 ジュニア男子シングルスでは、吉田雅己が決勝で酒井明日翔(エリートアカデミー)を下し、優勝。3位までを日本選手が独占した。ジュニア女子シングルスでは、宋恵佳が2010年ユース五輪銀メダルのリー・スーユン(シンガポール)を下し優勝。佐藤優衣(エリートアカデミー)も3位に入った。またジュニアダブルスでは村松雄斗(エリートアカデミー)/酒井明日翔が、カデットシングルスでは酒井明日翔がそれぞれ優勝を飾った。

 今大会の結果にともない『ジュニア・サーキット・スタンディング(※)』で吉田雅己と宋恵佳が1位となった。大会会場が自国以外の大陸で優勝すると最大の1250ポイントが与えられるため、吉田と宋は今大会の優勝で一気に1250ポイントを獲得し、トップに躍りでた。
 男子では、1000ポイントのヘンテ(イラン)とラカトス(ハンガリー)の両選手が2位で並び、ジュニアシングルスで準優勝の酒井明日翔が875ポイントで4位につけている。
 また女子ではメシュレフ(エジプト)が宋と並ぶ1250ポイントで同率1位。スッチ(ルーマニア)が1000ポイントで3位に入っている。佐藤優衣(エリートアカデミー)は550ポイントで8位。

 また、同時開催されたサフィール国際にはスウェーデンオープン代表選手の他に、関東学生卓球連盟から派遣された選手も出場。優勝はU-18男子の吉田のみだったが、日本選手が上位を賑わせた。

(※)「スタンディングポイント」は、ランキングのポイントとは別に選手に与えられるポイントで、成績上位者は全大会終了後に行われる「ジュニアサーキットファイナル」への出場権が得られる。

[ITTFジュニアサーキット・スウェーデン優勝者&日本選手上位者の記録]※先頭は優勝者
ジュニア男子シングルス:吉田雅己、2位 酒井明日翔、3位 村松雄斗・吉村真晴
ジュニア女子シングルス:宋恵佳、3位 佐藤優衣
ジュニア男子ダブルス:村松雄斗/酒井明日翔、2位 吉田雅己/吉村真晴
ジュニア女子ダブルス:リー・スーユン/リン・イエ(シンガポール)、2位 佐藤優衣/森田彩音
カデット男子シングルス:酒井明日翔、2位 村松雄斗
カデット女子シングルス:リン・イエ(シンガポール)、2位 石川梨良、3位 浜本由惟
ホープス男子シングルス:ジボン(フランス)
ホープス女子シングルス:方怡(香港)

[サフィール国際オープン優勝者&日本選手上位者の記録]
男子シングルスエリート:徐輝(中国)
女子シングルスエリート:李芬(中国)、3位 中尾優子
男子シングルスクラス1:ペレイラ(キューバ)、2位 山木康平、3位 徳増信弥
女子シングルスクラス1:ノスコワ(ロシア)、3位 北川真央
アンダー21男子シングルス:エーベルホー(スウェーデン)
アンダー21女子シングルス:ノスコワ(ロシア)、3位 中尾優子
アンダー18男子シングルス:吉田雅己
アンダー18女子シングルス:リン・イエ(シンガポール)、3位 佐藤優衣

※写真はジュニアシングルス優勝の吉田雅己と宋恵佳